週間少年チャンピオン４０号の感想

ネタバレ注意

前回の感想は、此方。

・ＵＮＩ(藤田勇利亜)

　短期集中連載！
　科学が発展した未来、その技術を悪用されない様に監視、調査する平和維持部隊「ＥＤＧＥ(エッジ)」に所属する人造人間(アンドロイド)「ユニ」ちゃんが主人公のアクション漫画。(どうでもいい事かもしれないけど、元は生身の人間だから改造人間(サイボーグ)の方が正しい気がする)
　ユニちゃんが可愛い＆格好良くてグッド。セキュリティは突破したのにクリーナーロボに発見されちゃったり、敵は倒してもデータは持ち逃げされちゃう間抜けさも良い。

・黒虎(鈴木快)
　
　祝、当主殿復活！　未だ新たな追っ手の姿も無く、取り敢えずは一安心。
　黒船集団との戦力差を前にして、仲間と息子を護る為に逃げ隠れる事を選んだ当主殿。本当、忍びとしては余りに優し過ぎるオッちゃん。だがソレが良いね。
　そして虎鉄の言葉を受け、再び黒船に抗う道を選んだ当主殿。が、その様子を見ていた佐之助は不穏な動きを……。
　佐之助の処遇は、どう為るんだろうな。いっその事、虎鉄側に付いちまえば良いのに。愛茜と殴り合いとかしてさ。(青春漫画か)
　　
・刃牙道(板垣恵介)

　バキ、お出掛け前の武蔵に不意打ちする！　でも普通に効いてない気がする！！
　てか、武蔵の街ブラとか凄く見たいな。色々と困惑する姿しか思い浮かばない。

・弱虫ペダル(渡辺航)

　今回は丸々、真波ＶＳ手嶋！　努力によって鍛えられた力で、必死に真波に追い縋る手嶋。だが、真波は未だに翼を出していない状態！！　うおお、熱い戦いだなあ。
　そして、我等の巻島先輩が遂に来る！？　頼れる先輩の帰還とか、燃えるねえ。でも、このタイミングで空港じゃあ一日目には間に合わないか……？

・囚人リク(瀬口忍)

　はい、落ちようとするリクも見捨てようとする沢田も有りませんでしたー。
　そんな訳で、何とか無事にリクを引っ張り上げた脱獄ナイン。陽動も予定通りに進み順調、、かと思えば、ロープを引っ張りあげた痕跡を発見されて……。(田中さん、毎週毎週フラグを立てないで下さい)
　うーん、一つの場面を引っ張らない。このスピード展開がリクの魅力。

・実は私は(増田英二)

　祝(？)、校長復活！
　そんな訳で今回は、居残り組の三名(校長、葉子父、銀)がメイン。ツッコミが居ない、恐ろしさ。
　にしても、むう。娘の恋愛に口出しする過保護な父親ってのは、どうにも好かん。この親父さんの場合、未だギャグ調だから良いんだけどね。
　
・思春鬼のふたり(反転邪朗)

　殺人鬼「紡木茨(本物)」の小学生時の犯行動機が判明、、あかん、これ犯人に同情しちゃうタイプの事件だ。(てか、やってる事はお掃除機構と同じやね。悪い事してる奴等を殺人～。……少女を手に入れる為にイジメも犯人が仕向けたとかだったら、嫌だなあ)
　が、当時救われた少女「臥美(ふみ)」ちゃんと共に居る現在の「紡木茨(偽者)」は成り済まし！　複数の気配って事だし、正体は当時の被害者の遺族とかか？　でも一緒に居る茨、臥美ちゃんの為に殺人を起こしてるし、うーん……。
　それはそうと、恋心を指摘された状態でのラブラブに戸惑う白雪さんが可愛い。そして小鹿さんと共に動こうとする辻君を、花火大会のペアシートを蹴ってまで送り出す姿が実に健気。良い子やねえ。