月間少年マガジン２０１４年１０月号分の、新仮面ライダーＳＰＩＲＩＴＳ感想。

新仮面ライダーSPIRITS第５７話の感想です。
ネタバレ注意。

　前回の感想は、此方。

　絶望の痛みさえ、明日の希望を護る力へと変える。
　ソレが、仮面ライダー＝本郷猛の生き様だ！！

　そんな訳で今回の戦いは、ダブルライダー＆ＳＰＩＲＩＴＳ１０分隊ＶＳショッカー怪人軍団。
　その中での一番の読み所は、やはり改めて語られる１号の決意だろう。

　暗闇大使率いる初期型ショッカー怪人が増援として出現する中、１号は嘗て孤独に戦い続けた頃の強敵達と再会する。

　即ち、蜘蛛男を始めとする最初期の改造人間。
　本郷猛にとっては、地獄だった日々の象徴達。
　
　あの頃から戦い続け、戦い続け、やがて１号は気付いた。
　どんなに終わらせようと、この戦いに終わりは無いと。

　どんなに組織を壊滅させようと、人間が存在する限り、新たな組織が産まれ、新たな戦いが始まる。
　嘗て立花藤兵衛に言われた通り連鎖は、、今も尚、戦いは続いている。

　だが、それでも仮面ライダー１号＝本郷猛は戦い続ける。
　未来を変える者達の明日を、護る為に。
　人間の自由を守る為に。
　
　ショッカーの敵。
　そして、人類の味方。

　それが、仮面ライダーの生き様だから！

　本当、本郷さんは挫けないね。
　どんな苦境、困難に陥っても絶対に負けない。
　大首領の仕込んだ絶望でさえ、彼の心を折る事は出来なかった。
　本当に、本当に強い人。
　だから憧れたんだよ、五郎も、ナオキもミツルも、、ＴＶ越しに貴方の戦う姿を観てきた、私達も。

　マイク越しに、１号の熱い想いを聞いた和弘君。
　その心境は……。
　
　さて、話を変えて他の見所も。
　目の前で好敵手を攫っていった暗闇大使への怒りか、自我を取り戻したガラガランダ。が、トカゲロンのバーリア破壊ボールの爆撃で、憐れ上半身だけの姿に……。(今更ながら、凄い威力だなあ。てか、そんなのがトカゲロンの足下にゴロゴロしてるとか嫌過ぎる！)
　
　そして、アジト内に潜入していた１０分隊は、遂に五郎を連れたＺＸと合流！
　……したのは良いけど、こりゃ五郎は保護されちゃうのかな。出来れば彼にも、ライダー達と一緒に戦って欲しい所。