過去の話 夜沼エイ

「誕生日のお祝い？」

　唐突な質問に暫し黙考した後、夜沼エイはきっぱりと答えた。

「…いや、今まで一度たりとも祝われた事はないが」
「…マジかよ」

　エイの回答を聞き、質問者である石波光太郎は額に手を当てたまま、苦みの籠もった表情を浮かべる。

　語雪県警の廊下を歩きながら、光太郎が適当に吐き出した『誕生日』という話題。それが偶然にも、エイの異質な過去を浮き彫りにする形となってしまった。

「そんなにおかしな事なのか？　その『誕生日』を祝わない、というのは？」

　大人に混じりＫＯＧに立ち向かう十四歳の少年は、いかにも不思議そうな顔をして光太郎に聞き返す。口調こそ落ち着いているが、その態度は正しく子供だった。

「大抵の日本の子供は、誕生日を祝うモンだぞ？　家族でご馳走を食べたりプレゼントを買ったり…」
「…そういうモノなのか」

　光太郎の説明に、エイは困惑するように目を細める。自身の家族と『世間一般の家族』とのギャップに、今更ながら衝撃を受けているようだった。
　その様子を黙って見ていた光太郎は、おもむろに口を開くとこう切り出した。

「なあエイ、家族と別れて暮らす気は無いのか？」
「…え？」

　突然の申し出にキョトンとなるエイ。顔を上げると、真剣な眼になった光太郎と対峙する。

「えっと、、どうして…」
「どうして？　お前だってお前の家族の異常さは分かってるんだろ？」
「それは…」
「別のマンションやら、、最悪此処の空いている部屋を借りてもいい。とにかくお前を家族から引き離したい。…どうだ？」

　光太郎の提案に、エイは腕を組んで再び黙考した後、ゆっくりと答えた。

「…石波」
「ん？」
「…親が子を無条件で愛するように、子は親を無条件で慕うモノだと、、僕は思ってる」
「それはそうかもしれんが…」
「…どんなに異常でも、、あれは僕の親なんだ」
「…そういう事か」

　エイの言葉の真意を悟り、光太郎は感慨と苦みを含んだ笑みを洩らした。

　エイは自身の家族の異常さを知っている。だがそれを『家族』として黙って受けとめようとしている。

「分かった。だが気が代わったらすぐ言えよな」
「ああ、分かってるよ」

　笑顔で答えた後、エイは光太郎と別れて自宅へと向かった。


　エイが『家族』を失う、僅か二時間前の出来事だった──。

＊

　十四歳の時に起こった出来事のちょいと前。正直この後は書いてて痛いので止めます。

ごめん…。

　ナオヤ:熱い…。
　コスモ:このくらいの暑さでだらしないですねー。
　ナオヤ:違う！　…まあそれもあるけど。
　カナメ:今日も暑いわねえ。
　コスモ:そうですか？　普通ですよ？
　カナメ:だから手乗り竜と人間を一緒に考えちゃダメだってば（苦笑）。
　ナオヤ:だから！　私が言ってるのは『熱い』！！　ＰＳＰが熱持っちゃってるの！！！
　コスモ:ああ、そっちですか。
　カナメ:仕方がないでしょ。機械なんだから。
　ナオヤ:うう、持ってて熱い（汗）。

　この熱さも辛いんだがな、やっぱり暑さも辛いんだなあ…。農家の人々には悪いけど、ついつい数年前の冷夏を望んでしまう（苦笑）。

どうやら今日…。

　ナオヤ:コゲちゃモゲちゅが電撃姫のHPで連載開始らしいです。
　コスモ:詳しくは旧コゲモゲをご覧になって下さい。…そういえば、バナーが新しくなってますね。
　ナオヤ:コゲモゲ時代のバナーも好きだけど、今回のバナーもなかなか（笑）。

　ちなみにこの記事を書いた時点で、私はまだ連載されたコゲちゃモゲちゅを見てません。…今日中に連載開始らしいんだけど、、あれー？

　

モブログの弱点。ＰＳＰの弱点。

　ナオヤ:モブログは便利なんだけど、、カテゴリーが固定されてるのがなあ（現在は螺旋語りに固定）。
　コスモ:まあ、そればっかりは仕方がないでしょう。基本はＰＳＰでの更新なんですから、別に良いんじゃないですか？
　ナオヤ:むう、、こっちはこっちで文字数に限界があるんだよな。…一長一短か。

　ちなみに今回の更新はＰＳＰで行ってます。…モブログとの更新量の差が激しくなってるな（苦笑）。

ラジオの話。

　ナオヤ:我が住処は立地上の関係で電波が弱いんだよ。だからラジオが全く聞こえない（苦笑）。
　コスモ:以前はBSラジオが聴けましたけど、今年の三月で放送が終わってしまいましたからね。
　カナメ:あれ？　最近はポットキャストのラジオを聴いてなかったっけ？
　ナオヤ:あれはラジオに入るんか？　まあ、PSPを手に入れてからはそっちのが聴けてるけど、、やっぱり普通の放送が聴きたいなあ（苦笑）。

　ちなみに聴いてる番組は企業秘密です。…それじゃあ次回の更新まで、はぁーあ！　カセットデッキ！　カセットデッキ！！

まんがライフＭＯＭＯ、、みかセンセ復活！！

　ナオヤ:…って、みかセンセ骨折してるよ！　大丈夫かいな！？
　カナメ:久しぶりの出番なのに、、とことんドジっ子ねえ（苦笑）。
　コスモ:ポヨポヨ観察日記では、夏の風物詩が沢山出てましたね。虫とか野菜の話とか。
　カナメ:カブトムシとゴキブリ、、角が有るか無いかでここまで扱いが違うのね…。
　ナオヤ:…言っとくけど、ゴキとカブトは全然違うからな！

　松葉杖ってのは腕がすんごい疲れるんだよな、、いや、私は骨折じゃなくて捻挫だったが。
　ゴキブリには良い思い出が無いんだよな。幸い飛ぶ所はあまり見てないんだが、床を疾走する姿は嫌な程見たよ（乾笑）。

　…あー、、カレー食べたいなあ。←今月のポヨポヨ観察日記を読みましょう。

ひだまりスケッチアニメ化！！

　ナオヤ:真田センセが日記で言ってたのはこれでした。詳しくは10月号にて発表されるらしいです。
　コスモ:ほえー、、ひだまりスケッチがアニメ化ですか。どんな感じになるんでしょうね？
　ナオヤ:内容もだけど、何処のテレビ局で放送されるんかな？
　コスモ:せんせいのお時間と同じ所じゃないんですか？　
　ナオヤ:テレビ東京か、、それなら観れるんだが。
　カナメ:…てゆーか、、読んでたんだひだまりスケッチ。

　あんまり話題に触れないけど、ひだまりスケッチはかなりのお気に入りです。あのほんわかゆのちゃんが、、良い（笑）。

ｔｈｅ Ａｉｒｓ 第一回

　ネタバレ注意！

　ナオヤ：真田センセのまんがタイムきららキャラットでの新連載「ｔｈｅ　Ａｉｒｓ」の感想です。また今回は第一回なので、人物紹介も兼ねてます。

○内容○

　よろず航空会社「エアーズ」に入社する事にしたエッジは、社員であるリアと共に本社に向かう途中ひったくり犯と遭遇。ＡＦＡ出身の実力を以てこれを捕まえるが、追跡中の損害で１億Ｇの借金を負ってしまう！！

■エッジ・ベトルッツィ■

　主人公の男の子、１８歳。
　飛行機乗りになる為に家出してＡＦＡ(空軍士官学校)に入学したが、どうやら退学した模様。
　よろず航空会社「エアーズ」に、１億Ｇの借金を背負い入社する。

　コスモ：ハトから餌を貰う主人公、、先が思いやられます(苦笑)。
　ナオヤ：でも実力は中々のモノ。カスタムされた超重量マシンを軽々と扱う姿は格好良いぞ。
　カナメ：物事を考えるのは苦手っぽいけどね(苦笑)。

■リア■

　エアーズ社員の女の子、１７歳。
　社内での担当は飛行士兼整備士。カスタムマシンを駆り、エッジを迎えにきた。

　ナオヤ：いきなりスカートを捲られるという災難に遭ってます(苦笑)。
　コスモ：飛行士兼整備士、、格好良い肩書きですねえ。
　カナメ：この子もそれなりの飛行テクニックは持ってるのよね？　あのカスタムマシンに乗ってたんだから。

■ココット■

　エアーズ社員の女性、年令不明。
　社内での担当は事務・経理。どうやらエッジの採用を決めたのは彼女らしい。

　ナオヤ：笑顔の人(笑)。
　カナメ：社長との会話から考えると、彼女は一度エッジと会ってるのよね。
　コスモ：でしょうね。ココットさんの人の見る目がどうかは、これからのエッジさんの活躍によりますね。

■ヴァン■

　エアーズの社長、年令不明。

　ナオヤ：社長です。…まだこれといって書く事が無い。
　コスモ：１億Ｇの借金背負った男を雇うんですから、懐は大きいんじゃないですか？
　カナメ：部下への信頼も厚いみたいだしね。

○その他○

　この作品の文明レベルはどれくらいなんだろう。そしてリアちゃんの乗ってるマシンが格好良いね。
　…いや、、いくらカスタムマシンでも、機関銃は積んでないだろうよ(苦笑)。

四桁行ったよ！！

　ナオヤ：此処までお越し頂き、誠にありがとうございます。…まさかもう四桁行くとは、、嬉しいねえ(笑)。
　コスモ：来客方は何を目当てにお越しになられているんでしょう？　殆ど日々の日記ばかりですし。
　カナメ：後は感想ばっかしだしね。おまけに最近はその感想だって不定期になってるし。
　ナオヤ：モブログ機能によって文字数制限が大分軽くなったからね。それに出来れば濃い内容の更新にしたいから、ついつい考える時間が長くなるんだよな。
　コスモ：他の感想は簡単に書いてますけどね(苦笑)。
　ナオヤ：あれだって大変なんだぞ？　文字数制限に掛からないように考えて打ってるんだから…。

　なにはともあれ、此処までお越し頂き誠にありがとうございます。

頭が痛くて…。

　ナオヤ:今まで眠ってました。
　カナメ:良く寝れるわねえ、、こんな暑い中で。
　コスモ:そうですか？　丁度好い温度ですよ？
　ナオヤ:手乗り竜と一緒にすなや（苦笑）。氷枕敷いて寝たんだよ。
　カナメ:で、直ったの？
　ナオヤ:…字の違いはこの際無視するが、、まだ微妙に痛い…。
　コスモ:冷やすよりも暖めた方が治りやすいと聞きますよ？
　ナオヤ:あーそうなのか、、それじゃあ次は暖めるか…。
　コスモ:爆炎放射っ！！
　ナオヤ:うおっ！？
　カナメ:きゃっ！？　どしたのコスモ！
　コスモ:あれ、、暖めるんじゃないんですか？
　ナオヤ:焼け死ぬわい！！
　カナメ:…なによ、この安い劇は（苦笑）。

　注：人に向かって五万度の炎の固まりを撃ち出す行為はとても危険です。良い子悪い子普通の子はマネしないで下さいね。←出来ないっての！