廃墟の語り場 25:エイと桜花の二人言
トリコロ、仮面ライダー、その他四コマ萬画やら普通の萬画やらを読んだり語ったり、対話式私信を送ったりする場所です。
作成日2006年4月3日、移転日は2009年5月13日。
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 桜花:……空、曇ってるね。
 エイ:ああ、、良かったじゃないか。
 桜花:……どうして?
 エイ:一年に一回しか会えないのに、その一回の様子を観られてるなんて嫌だろう?
 桜花:……会えてるのかな?
 エイ:ああ、きっと仲良くやってるよ。

 心配そうに空を眺める桜花に、エイは優しく笑い掛けた。

 …皆に観えないのを良い事に、一体何をしてるのだろう? そんな事をぼんやり思いながら。

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「誕生日のお祝い?」

 唐突な質問に暫し黙考した後、夜沼エイはきっぱりと答えた。

「…いや、今まで一度たりとも祝われた事はないが」
「…マジかよ」

 エイの回答を聞き、質問者である石波光太郎は額に手を当てたまま、苦みの籠もった表情を浮かべる。

 語雪県警の廊下を歩きながら、光太郎が適当に吐き出した『誕生日』という話題。それが偶然にも、エイの異質な過去を浮き彫りにする形となってしまった。

「そんなにおかしな事なのか? その『誕生日』を祝わない、というのは?」

 大人に混じりKOGに立ち向かう十四歳の少年は、いかにも不思議そうな顔をして光太郎に聞き返す。口調こそ落ち着いているが、その態度は正しく子供だった。

「大抵の日本の子供は、誕生日を祝うモンだぞ? 家族でご馳走を食べたりプレゼントを買ったり…」
「…そういうモノなのか」

 光太郎の説明に、エイは困惑するように目を細める。自身の家族と『世間一般の家族』とのギャップに、今更ながら衝撃を受けているようだった。
 その様子を黙って見ていた光太郎は、おもむろに口を開くとこう切り出した。

「なあエイ、家族と別れて暮らす気は無いのか?」
「…え?」

 突然の申し出にキョトンとなるエイ。顔を上げると、真剣な眼になった光太郎と対峙する。

「えっと、、どうして…」
「どうして? お前だってお前の家族の異常さは分かってるんだろ?」
「それは…」
「別のマンションやら、、最悪此処の空いている部屋を借りてもいい。とにかくお前を家族から引き離したい。…どうだ?」

 光太郎の提案に、エイは腕を組んで再び黙考した後、ゆっくりと答えた。

「…石波」
「ん?」
「…親が子を無条件で愛するように、子は親を無条件で慕うモノだと、、僕は思ってる」
「それはそうかもしれんが…」
「…どんなに異常でも、、あれは僕の親なんだ」
「…そういう事か」

 エイの言葉の真意を悟り、光太郎は感慨と苦みを含んだ笑みを洩らした。

 エイは自身の家族の異常さを知っている。だがそれを『家族』として黙って受けとめようとしている。

「分かった。だが気が代わったらすぐ言えよな」
「ああ、分かってるよ」

 笑顔で答えた後、エイは光太郎と別れて自宅へと向かった。


 エイが『家族』を失う、僅か二時間前の出来事だった──。



 十四歳の時に起こった出来事のちょいと前。正直この後は書いてて痛いので止めます。

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 エイ:僕はね、昔地球を買い被っていたんだよ。
 桜花:……え?
 エイ:子供の頃、初めて世界地図を見た時にね、、それは片面だけだと思ってたんだ。
 桜花:……片面?
 エイ:そう。子供ながらに、地球が丸い事はしっていたが、、それが一枚の地図に収まっているとは思えなかったんだ。
 桜花:……だから片面。
 エイ:きっともう一枚地図があるか、、或いはまだ、地図と同じ程度の未開発の土地があると、心から信じていたんだ。…ふふ、今思うと間抜けだな。

 照れ笑いを浮かべながら、エイは再び世界地図へと視線を落とした。

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 ……貴方がその結論に至った理由を、出来事を私は知らない。貴方の口から伝えられた事、それが全て。
 貴方がその考えを持った経緯を、私は知らない。仮に知ったとしても、その時の貴方の心を理解する事など、到底無理な話。
 だから私は、貴方を真に理解する事など出来ない。同じ事柄を味わったとしても、それで感じる事は細かい所で違う。
 その違いを知る事が、怖い。だから貴方の苦しみを聞いても、慰め、励ます事が出来ない。
 ……それでも、貴方は私が苦しみ嘆いた時、私を慰め、理解し、励ましてくれた。
 それを私は嬉しく思った。だから、貴方が過去の苦しみを発した時、どうにか元気になって欲しいと思い、17文字の言葉を送った。
 その言葉の真意を、貴方は気付かなくて良い。只自分に都合の良い解釈をし、元気を出して欲しい。
 ……元々、そういう目的の為に送った言葉なのだから。貴方が元気になって欲しいと、願って送った言葉なのだから。


 そんな事を思いつつ、桜花はベットに、眠る彼の隣へと潜り込んだ…。

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 桜花:……子供の頃、、土曜日が好きだったの。
 エイ:土曜日が?

 首を傾げるエイに、桜花は頷きで答えた。短い返事をアクションで返すのは、喋るのが遅い彼女の幼少からの癖である。

 桜花:……子供の頃は、午前中は授業があって、午後はお休みで、、平日でも休日でも無い土曜日が、好きだったの。
 エイ:平日でも休日でも無い、、か…。そういえば昔はそうだったね。

 過去の記憶を手繰るように、エイは遠方を眺めながら目を細めた。何かを思考する際目を細めるのは、彼にとっては真新しい癖だ。

 桜花:……今の、休日になった土曜日はなんか苦手。昔のゆらんだ、、休日と平日の混ざったあの空気が、好きだったのに。

 桜花の呟きに、エイは思わず微笑を漏らした。彼女が今の土曜日を「嫌い」と言わずに「苦手」と称したからである。

 …きっと今の土曜日にも、昔の面影があるのだろう。だから、苦手に感じても嫌いには成れないのだろう。

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 エイ:まさかとは思うけど、桜花は僕の言葉が全て正しいなんて、、思ってないよな?
 桜花:……違うの?

 桜花の反問に、思わずエイは苦みの混ざった微笑を浮かべた。

 エイ:ああ、違う。正しい事もあるだろうが、間違ってる事もある。
 桜花:……でも、エイは自分の考えを信じてるんでしょ?
 エイ:…ああ。僕自身が考え、導き出した結論だからな。だがその考えが、絶対に正しい保証は、、無いんだ。
 桜花:……。
 エイ:結論が、ではない。考え方が違うかもしれないんだ。桜花が+に考える事を、僕は-に考えるかもしれない。僕が表に考えた事を、桜花は裏に考えるかも知れない。
 桜花:……それは、、どっちが正しいの?

 桜花の新たな問いに、エイはゆっくり首を振って、、こう続けた。

 エイ:それは、僕には分からんよ。僕は-と表の考えしか知らないのだから。

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 エイ:…腹が立つな。
 桜花:……え?

 突然の告白。桜花は驚き、隣に座るエイを見た。途端、彼のテレビ画面に向けられた眼光の鋭さに、思わず息を飲む。
 テレビ画面の中では、数年前に幼子を惨殺した犯人の若い男性が、カメラに向かって微笑む姿が写されていた。

 桜花:……非道いよね。人を殺しておいて、こんな笑顔を浮かべるなんて。
 エイ:…それも、、なのだがな。

 再び静寂。

 画面はスタジオに移り、その後すぐに「××容疑者に死刑判決!!」と大きなデロップが浮かぶ。
 デロップが消えると、犯人の生い立ちや犯行状況を解説しながら、司会者やコメンテーターである犯罪学者は異口同音に、今回の判決について賛同の意見を述べていた。

 エイ:…人を殺めた者を殺める事に、何故何の躊躇いも感じないんだ。

 吐き捨てるようなエイの呟きに、桜花は返す言葉を持たなかった。

 …彼女も何の躊躇いもなく、犯人の死刑決定に頷いていたからである。

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 桜花:……どうして、子供が死ぬと大人はその幼さを強調するの? 命の重さは皆同じはずなのに。
 エイ:ん、そうだね…桜花は今年で何歳だったかな?
 桜花:……エイと一緒だよ。
 エイ:ああ、16歳か。つまりは17年、生きている訳だな。
 桜花:……そうだけど?
 エイ:昨日死んだ子は10歳、、つまり11年生きていた訳だ。
 桜花:……?
 エイ:11年と17年、その差は、、6年だな。6年あれば小学校は卒業出来る。人、本、遊戯、服、土地、未来、、様々なモノを知る事が出来る。…出来たはずなんだ。それを無理矢理、、根こそぎ奪われたのだからな。自然に怒りと、悲しみが沸いてくる。
 桜花:……。

 それを最後に、二人の会話は止まった。黙ってテレビ画面を凝視する。画面の中では、死んだ子供の母親が泣いていた。

――子供が死んだ悲観性を全面に出して。視聴率を伸ばそうとしている――。

 …不意にそんな考えを浮かべた自分自身を、桜花は心から嫌悪した。

   

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 エイ:昔の自分を語る時、自分の事を「古い友人」と例える事がある。僕はそれが好きでね。
 桜花:……。
 エイ:例えば、、「只の友人」では駄目だ。それでは赤の他人だからな。
 桜花:……。
 エイ:かといって、「自分自身」だと正直に言うのも嫌だな。昔の自分は今の自分とは微妙に異なる。
 桜花:……。
 エイ:他人よりも近く、自身よりも遠い。その絶妙な表現が、「古い友人」だと思うんだ。
 桜花:……エイは。
 エイ:ん?
 桜花:……エイは、昔の自分を「友人」って呼べるの?

 桜花の何気ない問いに、エイは目を丸くした。そして暫し黙考した後、、優しく微笑んだ。

 エイ:ああ。とんでもない悪友だがね。

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 エイ:そうそう言えはしないな。
 桜花:……どうして?
 エイ:…一人で抱えるのは辛いが、、誰かがこの辛さを知り、悲しむのはもっと辛いから、かな。
 桜花:……だけど、辛そうな姿を見る事しか出来ないのは、もっと辛いし、、悲しいよ?

 桜花の悲しそうな眼差しを受け、エイは優しく微笑を漏らした。

 エイ:…どちらにしても、辛い事に変わりはないさ。ここでどちらを選ぶかは、聞く者と話す者の違いだろう。
 桜花:……そういう答えって、ずるい。

 エイの言葉にそう答え、桜花は頬を膨らませた。

 …彼女も、同じ事を考えたからである。

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