作成日2006年4月3日、移転日は2009年5月13日。
■2026年分の散財の記憶■ ・3月 電子版 1日外出録ハンチョウ 22( 協力:福本伸行 原作:萩原天晴 漫画:上原求 新井和也) ・2月 Switch2 ぽこあ ポケモン DL版 Switch ポケットモンスター リーフグリーン DL版 Switch スーパーボンバーマン コレクション DL版 ついなちゃん御朱印(鬼門ver.裏鬼門ver.2枚セット) ・1月 電子版 架空軍の上司と部下 1 (いくたはな) 電子版 るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編―9((漫画:和月伸宏 ストーリー協力:黒崎薫)) 電子版 るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編―10((漫画:和月伸宏 ストーリー協力:黒崎薫))
■2026年分の視聴・鑑賞した作品■ ・・2月 ・放送開始 超宇宙刑事ギャバン インフィニティ ・放送終了 ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー ・・1月 ・放送開始 ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ(2026) 牙狼〈GARO〉 東ノ界楼 ・配信作品 ウルトラマンシリーズ60周年記念PV「アビリティムービー(ウルトラマン②)」 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ ・放送終了 ウルトラマンオメガ ・・去年からの引き継ぎ ビーファイターカブト バトルフィーバーJ ウルトラマンオメガ
「あんた達が向こうへ行ったら、私が世話をしなくちゃならないのね……」
度々、皮肉交じりに溜息を漏らしていたナナ・アレックス。
それは人造人間(ロボット)としての使命感であり、彼女達の友人としての寂しさからだった。
だが、皮肉にも最初に死んだのは彼女だった。
数十年に渡る、平穏な日々。
その影で、静かに進行していた悪夢。
初めは何気ない事だった。昨日の夕食は何だったか、お気に入りの番組で何を放送していたかを忘れる。
それでも機械としては異常な事だったが、それを知りえなかった友人達は人間の様だと笑っていた。
ななせだけが僅かな疑問を浮かべたが、長き平穏は彼の感覚を僅かながらに鈍くさせていた。
そもそも、仮にこの時点で気付いたとしても為す術は無かった。
やがて、一同が事実を確認する決定的な瞬間を迎える。
七瀬八重。
親友とも姉妹とも呼べる存在に対する、情報の欠落。
嘗ての日常を記憶し続け、機械の身体を管制する中央チップの劣化。
数十年前から僅かに、しかし確実に。
滅びの時は迫っていたのだ。
ダークショッカーの技術は組織壊滅と同時に喪われており、本郷猛の英知を以てしても修復は不可能だった。
徐々に消えていく思い出。そして、日常操作への機動にも異常を示し始める。
最早、機能停止は間近だと悟ったナナは、ななせに一つの頼み事をした。
「……私と戦って欲しい。冥土の土産に、オマエとの戦いが欲しい」
一同が驚愕する中、ななせは静かに首肯した。
七瀬家を後にする二人。
目指す場所は、ななせが惑い、ナナが怒り戦った場所。
道星高校付近の公園。
最後の力を振り絞り、戦闘形態に移行するナナ。
ななせも、数十年振りの擬神化を果たす。
死斗。
稲妻を纏ったななせの四肢と、ナナの光剣が火花を散らして衝突する。
「懐かしいな、ななせ……」
戦いの最中、震える声でナナが呟く。
それは劣化した記憶の中に僅かに残った、彼女の思い出だった。
「ここで、私とオマエは戦ったんだ。オマエは自らの居場所に迷い、私は唯の操り人形で、、悪魔回路を焼き切ってくれなかったら、きっと私はオマエや夜沼に壊されていたのだろうな。そうしたら八重や、景子達とも仲良くなれず、、八重の父親の墓参りに付いて行った時の事を覚えているか? あの時、八重に<友達>と紹介さ――た時――……!?」
「……!!」
ナナの独白は、言語機能の停止に因り強制的に止められてしまった。
機械音を鳴らし口を動かすナナを、寂しそうに見据えるななせ。
ナナは大きく首を振ると、最後の勝負とばかりに光剣を構えた。
ななせも、必殺の蹴りを放つべく跳躍する。
「……うおおおおお!!」
「……!!」
交差する雷足と光刃。
ななせの一撃はナナの脇を掠め、ナナの剣はななせの右腕を突き刺していた。
腕を引き裂かれた痛みを隠し、ななせは語りかけた。
「……ナナ、オマエの勝ちだ」
「……」
「冥土の土産に最高の技をと思ったのだが、、まさかライダーキックを破られるとはな。あの時は、、そもそも使っていなかったか」
「……」
「これで一生一敗、良くやったと言いたいが、、残念な事に私は2勝しているがな。……悔しかったら、もう一戦だ」
「……」
「本郷も色々と手を尽くしてくれている、エイの奴だって、もしかしたらオマエを救う為に戻って来るかもしれない。希望を捨てるな、生きる事を諦めるな」
「……」
「これだけの冥土の土産だ、日持ちもするだろうし閻魔に自慢するのはまた、、おい!!」
ななせの声に、ナナは応えなかった。
今の一撃が、ナナの全てを賭けた、最後の一撃だった。
「……!!」
物言わぬ金属の塊の前で呆然としていたななせは、しかし直ぐにナナの胸元に手を押し付け、放電を行った。
「……動け!!」
あの日と同じ様に。
「動け! 動け! 動け……!!」
ナナを、悪魔回路の呪縛から打ち払った時と同様に。
「……動いてくれ」
奇跡は、、起こらなかった。
完全に機能停止したナナを抱きかかえ、七瀬家に帰宅したななせ。
ナナの姿に涙を流す一同。
それを遠目に見据えながら、ななせは心中で呟いた。
(次は、私か……)
ななせは、自身の肉体が限界に近い事をナナとの戦闘で悟っていた……。
*
はい、擬神化ななせシリーズの一つ「ナナ・アレックスの退場話」です。 舞台は、トリコロから数十年が経過した世界ですね。
機械ってのは大概、人より早く死ぬもんだと思うんです。電子レンジ然りPC然り、、それはロボットだって例外じゃないかと。
九識 年明け さき 年明け メア三姉妹 1月13日 如月ついな 節分 暮森チアキ 2月04日 東北きりたん 2月13日 アリス 4月 タイム 4月03日 ファル 4月05日 凜花 4月15日 アイリ 4月28日 楠木理香 5月23日 楠木れたす 5月31日 水谷みう 6月 シュリ 6月10日 暮森ロゼ 7月06日 びーちゃん 8月 翠 8月03日 雪姫 9月10日 風花&翔矢 10月02日 昇&日菜 11月09日 まこ 12月23日
