きららキャラット１１月号分の「ｔｈｅ Ａｉｒｓ」感想。

　ナオヤ：連載四回目です。今回は、なんだか大変な事になったな。

　コスモ：そうですね、、リアちゃん大丈夫でしょうか…。

　カナメ：以下、詳しい感想は続きからどうぞ。それと、これは毎度の事だけどネタバレが多々含まれていますので、お読みの際には注意してね？

○パイロットを目指す者の焦り、彼の者を見守る者達○

　リアとココットの言葉を回想するエッジ。自分なりの筋を通す二人の姿に、今の自分(雑用係)に焦りを覚える。
　あくまで自身の目指すのは飛行機乗り。そう話すエッジにココットは「やりたいことがままならない時間も大切」と優しく説き、二人の会話を聞いていたヴァンは「おまえ自身が危なっかしすぎる」と静かに零すのだった。

　ナオヤ：もしも水に漬けられない場合は、皿に水を注いでおくのもお薦めですよ。これだけで、カレーの落ちが大分違いますから。

　コスモ：エッジさん、、順調に雑用係としては成長してるみたいですね。

　カナメ：本人としては不本意そうだけどね(笑)。…それにしても、、ヴァンさんの印象が先月までと違う風に感じたんだけど。

　ナオヤ：むう、、今までは親父さんらしき台詞をあんまり言ってなかったからかな？　今回の話で、素敵なナイスミドルぶりが見れそうだ(笑)。


○一筋縄ではいかない相手○

　リアが説明する新たなエンジンのスペックにご満悦のヴァンだったが、エンジンの発注に邪魔が入らなかった事を不気味がる。
　今回はスムーズに？　邪魔？　二人の会話に疑問を持ったエッジが問い掛けると、リアは業界の裏事情、、大手企業からの妨害について語りだした…。　

　コスモ：流通止めたりドロ飛ばしたり、、姑息な相手ですね(怒)。

　ナオヤ：だけど地味に痛い戦法だな。おまけに地味なモンだから、警察やらに訴える事も出来ん。

　カナメ：仮に訴えても、大手の力に握り潰される可能性だってあるわね。

　コスモ：むう、、手強い相手ですね。

　ナオヤ：これからの展開で、「エアーズ」とその大手企業がどう関わっていくのか楽しみだな。


○焦る若僧の勇み足○

　ウミネコ号での仕事を求めるエッジは、ヴァンが難色を示す雨天での仕事を勝手に快諾。荷物を預かると格納庫へと向かった。
　一方、格納庫ではリアがエンジンの異常に気が付いていた。サンプルとは違う音、不安定になる炎…。しかし、そうとは知らぬエッジはリアの静止にも耳を貸さず、ウミネコ号を発進させてしまう。

　ナオヤ：うーん、、エッジはちょっと焦りすぎかな(苦笑)。おまけに飛行機を運転したい一心で、お客さんの気持ちを蔑ろにしている感があるし…。

　カナメ：リアちゃんの制止もまるで聞いてないみたいだしね(苦笑)。…まあ、今回はかなり焦ってるみたいだからしょうがないわよ。


○そして…○

　ナオヤ：次回が非常に気になる終り方だな…。何となくだが、１クール終盤って感じがする。

　カナメ：丁度連載四ヶ月だしね。

　コスモ：雑誌にクールは関係あるんですか？


　今回は、一気にシリアスな雰囲気が増しましたね。自信の望む位置とは違う事への葛藤。業界の裏事情。その二つが重なったが故に起きてしまった不測の事態。
　ここからのエッジの成長、そしてリアちゃんがどうなるか非常に楽しみです。