奇襲に駆け付けろ！

　ナオヤ：今回は第二十九話「黒い天使」の感想です。今回は文の書き方によってはカノンが変態チックになるからな。注意しないと…。

　カナメ：あんた、、殺されるわよ？

○男の存在と女のカン○

　カノン来訪から一時間以上が経過して尚、歩は寒気を感じていた。自身の現在の立ち位置に戸惑いながらも、対策の為の情報を欲する。
　その頃、カノンについての情報を得る為に、授業をサボる形で理緒が入院する病院へと訪れていたひよのは、入り口で同じく授業をサボり理緒の元に向かう途中の亮子と出会っていた…。

　ナオヤ：歩の願いを聞いたかのように行動するひよの。何気にこのシーンは好きだったりします。授業をサボるのはどうかと思うけど（苦笑）。

　カナメ：まあまあ。ここで二人がサボらなかったら、理緒ちゃんが死んでたんだし。…それはそうとさ、亮子ちゃんいとっても、カノン君は頼りになる仲間だったのね。浅月君に”殺しのやり方”を教えた憎い奴だと思ってたんだけど…。

　ナオヤ：ん～、、”身を護る術”を教えた人って認識してたか、実際に助けられたんじゃないかな。ここら辺の話は、ひょっとしたら「アライヴ」で語られるかもしれんね。


○奇襲！　救援！　対峙！○

　ひよのと亮子を乗せたエレベーターが五階に到着した頃、理緒の病室にはカーニバル前に理緒を始末しようと考えたカノンが訪れていた。
　襲い掛かるカノン。絶体絶命の理緒だったが間一髪、亮子とひよのの登場によって救われる。
　分が悪いと判断し、退散しようと考えるカノン。だが、その前にひよの、理緒、亮子の三名が立ち塞がった…。

　ナオヤ：入院中の理緒の元へ訪れたカノンは、彼女の口を塞いで声を出せないようにすると、そのままベッドへと押し倒した。…何やってんだよカノン（汗）。

　カナメ：文章だと、ね（苦笑）。それにしても、そんな理由（メロンを喉に詰めらせて）で死ぬ人なんているのかしら？　

　ナオヤ：むう、、普段の理緒なら在り得そうだけどな（笑）。…亮子が予想できた事を、理緒は予想出来なかったんだな。ちょっと驚き。

　カナメ：まあ、丁度読む所だったみたいだし。…さて、敵意剥き出しの三名を前にしても余裕たっぷりのカノン君。窓際に寄った時はそこから脱出すると思ったんだけど、、違うみたいね。

　ナオヤ：今回はね（笑）。

○次回予告○

　病室を舞台に繰り広げられる、カノンＶＳひよの、理緒、亮子の戦い。圧倒的不利の中でカノンが放つ秘策とは、、次回！　スパイラル～推理の絆～第三十話「恐怖の冥路」、、哀れなブレード・チルドレンの一人さ。