月刊少年マガジン２０１５年11月号分の、新仮面ライダーＳＰＩＲＩＴＳ感想。

新仮面ライダーSPIRITS第70話の感想です。
　ネタバレ注意。

前回の感想は、此方。

　集結、初代少年仮面ライダー隊！
　そんな訳で今回は、志郎達と別れた後、炊き出し中の仲間と合流したライダーガールズの面々からスタート。

　荒廃した東京に暮らす人々を助ける為に、自分達に出来る事をしていた彼女達。チョコの言う通り、何をするにしても腹が減っては、、だからね。(でも君が食べるのはどうなのよ？　いや、らしいけどさ)

　で、サラリと彼女達に五郎の無事が伝わっていない事が判明する訳だけど、ミカさんが特に心配していない辺りに、彼への信頼を窺う事が出来て良い。炊き出しを手伝う石倉育英会の子供達も良い子だし、五郎は良い先生をやってたんだな。

　と、そんな炊き出し現場に御約束、我慢が出来ない大人達が登場。自己中な態度で凄んだ挙句、目が悪いのか、ライダーガールズの面々をブス呼ばわりして一発触発の事態に。
　ショッカー戦斗員なら余裕の彼女達、ぶっちゃけ余裕で返り討ちに出来そうだけど、、そこに頼もしい二人が駆け付けた！

　本郷猛、一文字隼人！！

　更に更に、炊き出し用の食材を乗せたトラックも複数到着し(この時のチョコがまた可愛い顔してるんだ)、やっと不利を悟った悪漢共は退散する。トラックから降りて来た人達の胸には、、正義の味方のペンダント。
　本郷に話掛けたのはナオキとミツル。そう、彼等こそは初代少年仮面ライダー隊！　彼等もまた、バダン侵攻を知り嘗ての仲間達と連絡を取り、五郎の元へと集結していたのだ！！
　
　正直、泣いた。
　五郎が出て来たんだから、彼等も出て来るだろうとは思ってたけど、、これは効くなあ。
　本郷さんが言う通り、彼等は逞しく成長していた。
　嘗て仮面ライダーと一緒に戦った子供達が、今度は大人として戦っていた。
　その胸に刻まれた、頼もしい大人達の姿を抱いて……。

　このシーン、本郷さんに涙ぐむ隊員達も良いんだ。
　彼等も嬉しかっただろうなあ、あの時、ショッカーの脅威に立ち向かっていた頼れるお兄ちゃんが、今も変わらずに居てくれたんだから。　
　
　あ、ひろみさん。本郷さん、ルリ子さんと会ってないけどキスはしたから。(おい)
　……冗談は兎も角、早くルリ子さんと会ったげて欲しいな。それと五郎とも。


　さて、場面は代わり地下鉄。
　バダンシンドロームの面々に紛れて進む我等が風見志郎。

　人々を誘導するのはジェットコンドルこと暗黒大将軍。
　現れたジェネラルシャドウとの会話によれば、人々を地下に誘ったのはバダンが竜を飛ばす為の贄を奪う事が目的なそうな。

　……翼の修復を問われてたじろいだり、ライダーの話題で乱れたりと、やっぱりコイツは強そうじゃないな。正直、今の風見でも十分に勝てると思う。(そう言えば、風見は暗黒大将軍を知らないっぽいけど、特番での戦いは無かった事に為ってるんかな？)
　シャドウも不安に思ったのか、はたまたトランプ占いの結果が悪かったのか、暗黒大将軍にヘビ女を貸して退散する。　

　そう言えばストロンガー本編にて、仮面ライダーＶ３の帰還回で倒されたのがヘビ女だった。尤も、Ｖ３が主に戦ってたのはマシーン大元帥とジェネラルシャドウで、ヘビ女自身との因縁は、そこまで深くは無いのだけれど。

　人々に襲い掛かる無数のヘビ。風見がソレを迎え討つが、ヘビ女本体の鞭に身体を拘束されてしまう。
　正体も見破られてしまい絶体絶命！　という所で今回は終わり。

　本郷さんと一文字さんも風見の居場所を知っただろうし、そろそろＶ３の復活も近いんだろうね。……ふと思ったんだけど、今回のヘビ女の発言、純子さんが聞いてたりしないよな？　そんな正体バレはちょっと嫌。