映画を観て来た感想。

　

　ポケットモンスターは「アルセウス　超克の時空へ」の簡単な感想です。



　軽くネタバレを含みますので、注意して下さいね－。
　
　

　
■アルセウス　超克の時空へ■

　いやあ、妹の付き合い気分で行ったのですが、思った以上に良かったです。

　燃えた！　前半の三大伝説ポケモン集結に燃えて、泣いた！！

　今回の主な舞台”自然に囲まれた美しい町：ミチーナ”の遺跡付近の湖で、サトシ一行が謎の竜巻に襲われる！
　空へと巻き上げられるピカチュウとポッチャマ、、二匹を救ったのは謎の男女の二人組に召還されたディアルガだった！　

　もうね、この時点で少しウルッて来た。でも、そこからが更に良かったんよ！

　出現したディアルガの気配を感知したのか、ギラディナが反転世界から飛び出し襲い掛かって来た！　そう、ギラディナはディアルガへの怒りを忘れていなかったのだ！！
　謎の男女の二人組こと、今回のゲストキャラクター、シーナさんとケビンさん。シーナさんは自身の特殊能力「超克（ポケモンとお互いの心を見せ合う能力）」でギラディナを鎮めようとするが、怒りの感情に支配されているポケモンに、超克は通じない！！
　湖上にて、ディアルガへの攻撃を続けるギラディナ！　だが、決死の思いで近寄ったサトシの姿を見て動きを止めた！！　脳裏に浮かぶ嘗ての思い出、、怒りを収めたギラディナは改めてシーナさんの超克を受けて全てを理解。反転世界へと帰って行く。
　直後、再び謎の竜巻が出現！　今度はディアルガまでもが吸い込まれ、動きを封じられてしまう！！　だが、そこに今度はパルキアが出現しディアルガを救った！！　

　……これだけの事が序盤に、まだアルセウスって名前が作中に出てない段階で起きるんよ。もうね、ギラディナがサトシの顔を見て昔（前作）を思い出してる時の顔が良い。我に返るって言うのかな、ともかく凄く良いんよ！

　遺跡内にてアルセウスの存在と、それに纏わる悲しい事件を知ったサトシ達。

　遙か昔、アルセウスは隕石から多くの人々とポケモンを救う為に重傷を負った。それを助けたのは「ダモス」と言う名の男。ダモスに感謝したアルセウスは、当時は不毛の地だったミチーナを豊かにするべく、自らの生命を削って生み出した「命の宝玉」を貸し与えた。
　しかし、ダモスはアルセウスを裏切り「命の宝玉」を返さず、遺跡にて攻撃を加えた。怒ったアルセウスは遺跡を破壊し、、傷を癒す為に永き眠りへと着いたのだった。

　シーナさんとケビンさんは、ダモスの末裔だった。二人はダモスの残した「命の宝玉」を返す為に、アルセウスの動向を探っていたのだ。
　直後、永き眠りから目覚めたアルセウスがミチーナを襲撃！　シーナは「命の宝玉」を返そうとするが、それは偽者だった！！
　怒りのアルセウスはサトシ達を襲う。が、そこにパルキアとディアルガが駆け付けた！　だが、アルセウスには歯が立たず、二体は遺跡に叩き付けられてしまう！！
　危ない！　その時、反転世界からギラディナが飛び出した！！　サトシ達の危機を知り、助ける為に、ギラディナはアルセウスと対峙した！！　

　うおおお！！　って思った。心の中で叫んだ。
　これこそが共演、正に共闘！　流石は色々と壮大な物を司る伝説ポケモン、どっかの三馬鹿トリオとは格が違う！（他の伝説ポケモンが捕まってるのに自分の縄張りを増やす事しかしなかった伝説の鳥ポケモン、ある意味でトラウマです）
　実際はディアルガがサトシ達を過去へ送る事に尽力していた為に、主に戦ってたのはパルキア・ギラディナの二体だけですが、それでもかなり燃えました。
　
　と、前半は現代での大バトルで、後半は過去にタイムスリップしたサトシ達が、アルセウスを助ける為に奔走します。そちらの感想は割合、、サトシは本当に運動神経が良いね、とだけ。

　
　いやあ、面白い作品でした。