メモ。

【ＫＯＧ】

　正式名称：【ＫＩＬＬ・ＯＦ・ＧＯＶＥＲＮＭＥＮＴ 】

　反政府組織を名乗る犯罪集団。首謀者は数年前に学会を追われた【ドクター・色野】。
　その戦力は人間の身体に化学兵器を移植する事で戦闘力を上げた兵士【クラッシャー】。移植手術は【ドクター・色野】が行う。
　主な活動場所は語雪町。活動を開始したばかりで資金・人員共に不足しており、戦闘員と呼ばれる下級兵士はそれなりの数が居たが【クラッシャー】は合計１１体しか製造されなかった。
　２００１年、夜沼エイ＝ブレイカーＺＥＲＯと石波光太郎を初めとする語雪県警特務課の活躍により壊滅する。


【ダーク・ショッカー】

　正式名称：【ＤＡＲＫ・ＳＨＯＣＫＥＲ】

　世界征服を企む悪の秘密結社。首謀者はクライシス帝国皇帝の頭脳を移植された人造人間【朝神レイ＝ブラスターＴＥＮ】。
　かつて世界征服を企んだ秘密結社【ショッカー】並びに【ダーク】の流れを汲んだ組織であり、その戦力は細胞強化型怪人と人造人間の二つがある。
　既に世界中に支部があり、本部は東京の地下に作られている。語雪町に作られた支部は東京本部、南米支部に続き第三の巨大さを誇る。
　２００２年。夜沼エイ並びに語雪県警特務課、そして一号からＲＸまで十数人の【仮面ライダー】、擬人化【ななせ】と人造人間【ナナ・アレックス】などの総攻撃によって壊滅した。


【ブレイカーＺＥＲＯ】

　正式名称：【鬼戒大帝ブレイカーＺＥＲＯ】

　夜沼エイがブレイカーブレス内に圧縮保存された光鉄繊維製戦闘服【ライトニウムスーツ】を纏った状態。
　装着者の肉体能力を高める機能があり、これを装着する事によって夜沼エイは【クラッシャー】と互角に戦える。
　正式名称は名乗り時のみ発せられ、後は大抵「ブレイカーＺＥＲＯ」或いは「ＺＥＲＯ」と名乗り、呼ばれる。
　ブレイカーブレスは本来、語雪町が極秘に開発していた兵器であり、語雪県警が押収する予定だった。しかし搬送中、その戦闘力に眼を着けた【ＫＯＧ】の襲撃に遭い、その場に偶然居合わせた夜沼エイが【ブレイカーＺＥＲＯ】となり【クラッシャー】相手に活躍した事から対ＫＯＧ級装備として扱われる事となる。


【擬人化ななせ】

　七瀬家の宿借り鳩であるななせが【ダーク・ショッカー】の形状記憶細胞移植手術によって擬人化能力を得た状態。
　改造手術を受けたのは七瀬家から一度離れた直後(シンデレラ編の後)、語雪町を彷徨っていた所をダーク・ショッカーに拉致される。
　脳改造寸前、Ｗライダーの基地侵入による混乱に乗じて脱走。その途中、【ＫＯＧ】戦闘時の精神的ダメージにより睡眠状態に陥っていた夜沼エイの病室に隠れる。
　直後、夜沼エイ暗殺の為に現われた【ダーク・ショッカー】と戦闘。重症を負うが復活した夜沼エイ＝ブレイカーＺＥＲＯと駆けつけたＷライダーに助けられる。　
　当初擬人化は不完全だったが、Ｗライダーによる再改造手術により完全と成り、更に稲妻を操れる【擬神化】能力も会得した。
　夜沼エイとは親友と呼べる関係であり、暫しの間語雪町で共闘していたが、七瀬家の面々が恋しくなり長織市に帰還する。
　ななせ擬人化形態は夜沼エイの身体をベースにしている。その大きな違いは髪の色で、エイは艶のある白髪だが、ななせは銀髪である。


【ナナ・アレックス】

　正式名称：【ＲＸ７８ＮＦＭ－ナナ・アレックス】

　ななせの記憶にあったトリコロの主人公「七瀬八重」をベースに【ダーク・ショッカー】によって作られた人造人間。
　その豊満な髪の中に様々な装備を隠し持っている。主に使われるのはビームライフルとビームサーベル。
　目的は七瀬家に「七瀬八重」として潜入。その住民を始め、長織市全市民を【ダーク・ショッカー】の一員にする事である。
　八重に扮する為の情報として良心回路が内蔵されているが、本来の機能は服従回路によって抑制されている。
　とある冬の日に七瀬家への潜入を試みるが、帰還を果たしていたななせによって阻まれる。更にその後の戦闘中、服従回路を放電能力によって焼き切られた事により良心回路が起動。
　それ以降はななせの仲間として行動。彼の勧めによって「立花オート」に居候する事になる。


＜語雪町データベースより抜粋＞