メモ：トリコロ×仮面ライダー剣×仮面ライダー。＊ＭＩＸＩより転載。

　時は平成、剣崎一真がアンデットと成って一年が経過した頃。

　一向に終わりが見えないバトルファイトに業を煮やした”創造主”は、自身を第三のジョーカー”アルビノ・ジョーカー”に改造する。

　アルビノにはジョーカー以上の身体能力に加えて、ジョーカーの能力を吸収して人間に戻すという特殊能力を持っていた。これを使い、二人のジョーカーからアンデットとしての資格を剥奪し、自らをバトルファイトの勝者にしようというのだ。

　アルビノは、バトルファイトを停止させた張本人、剣崎一真を狙って彼が潜伏している長織市へと迫る！！

＊

　深夜、何故か胸騒ぎを感じた七瀬八重は、潦景子と共に長織市外れにある倉庫街へと向かう。
　理由は分からない。唯、其処に呼ばれている様な気がしたとしか、八重には言い様が無かった。
　程なくして辿り着いた倉庫街。そこで二人が見たのは、一人佇む、剣崎一真の姿だった。始めは恐怖する八重と景子だったが、深夜の二人歩きを心配する一真の姿に、彼が悪い人間ではないと悟る。

＊

　二人が居ない事に七瀬家の面々が気がついた頃、ななせは一人、郊外から発せられる邪悪なオーラを追っていた。
　それはアルビノが、正義感に燃える剣崎を誘き寄せる為の罠だった。
　対峙するアルビノとななせ。擬神化して対抗するななせだったが、アンデットという慣れない存在との対峙に苦戦を強いられる。
　絶対絶命のななせ。其処に駆けつけたのはギャレン、カリス、レンゲルの三大ライダーだった。
　アルビノ相手に善戦する三人。しかし一瞬の隙を突かれて、カリスはジョーカーの能力を吸収されて人間にされてしまい、融合変身が解けてしまう。
　逃走するアルビノ。ななせは三人から事の自体を聞き、更に雀ネットワークからの情報で剣崎が長織に居る事、更に彼の傍に八重と景子が居る事を知り、戦慄する。
　その時、レッドランバスの無線機が点滅した。

＊

　剣崎の境遇を聞き、彼のあまりの覚悟ある決断に敬意を覚える二人。
　しかし八重は、会えなくなる悲しみ、残される側の悲しみを説いて、剣崎に皆の元に戻る様説得する。
　そこに現れるアルビノ。二人を庇い戦闘する剣崎だったが、カリス同様にジョーカーとしての能力を吸われてしまい、人間に戻ってしまう。
　唯一のジョーカーと成った事で、アルビローチを誕生させるアルビノ。
　絶体絶命の三人。しかし、そこに四つのバイクの爆音が響くと、ななせ、ギャレン、相川、レンゲルが駆け付ける。

　八重と景子を庇って戦うななせ、ギャレン、レンゲル。人間の剣崎と相川は見守る事しか出来ない。
　三人の善戦を見て、アルビノは自身を三体のジョーカーに分離。それぞれを三人の戦士に向かわせ、破り、ななせは擬神化、ギャレンとレンゲルも変身が解けてしまう。

　追い詰められる七人。しかし、そこに駆け付ける二つの爆音。

　本郷猛と一文字隼人だ。

　八重と景子の不在に動揺した真紀子が、以前知り合った一文字隼人と連絡を取り、その隼人が、烏丸所長の元で剣崎を元の人間に戻す研究を手伝っていた、本郷猛に連絡を取ったのだ。

　剣崎にブレイバックルを、相川に新開発のグレイブバックルを手渡す本郷と一文字。

　七人の変身。
　
　迫り来るアルビノ＆二対のジョーカー＆大量のアルビローチ軍団に、ななせ、1号、2号、ブレイド、ギャレン、グレイブ、レンゲル、、七人の勇者は敢然と立ち向かう！

　
　…ネタと言うにはかなり長過ぎる、ちょっとした妄想です(苦笑)。
　アルビノの新たな能力は、剣崎と相川を何とか人間にと思って付けました。二人の能力を吸収して自身を強くする意味もあります。
　Ｗライダーとトリコロはもうお約束で(笑)。ななせの情報は以前載せたオリジナル設定です。

　…それにしても、長い妄想だなあ(苦笑)。ちなみに、一応結末まで考えてあります。