アニメ武装錬金第十七話「夜が明けたら」の感想。

　ヒロト：上記の通りです。ネタバレを多々含みますので、そこだけはご注意を。

　カオス：新たなる三人。新たなる戦い！

○始まり○

　ナオヤ：そんな訳で始まりました！　アニメ武装錬金第十七話「夜が明けたら」、タイトルは原作第５３話と同じで、内容は第５２話の終盤から第５７話まで。

　コスモ：とは言っても、そろそろアニメオリジナルの要素が強くなってきて、原作に「合わない部分も多いんですけどね（苦笑）。


○タイトル○

　ナオヤ：聖サンジェリマン病院に伝わる一本の電話。それを聴いていた桜花は何所かへと走り去る。…そんな足音を立ててちゃ気付かれないか！？

　コスモ：まあまあ、お約束ですよ（笑）。その頃、海中に沈んだままのカズキさん。その核鉄が発動して、斗貴子さんと剛太さんがエネルギードレインを受けます。…死んでも死なないって（汗）。

　ナオヤ：成る程、、確かにそりゃあ化け物だな。…だが、斗貴子にとっては化物である前にカズキである事に変わりは無い！

　コスモ：カズキさんを引き上げる為、海中へと潜る斗貴子さん。それを見た剛太さんが叫んだ所で、、タイトルが入ります。


○海岸の純情○

　ナオヤ：引き上げたカズキに声を掛け続ける斗貴子。この時の剛太の判断は正しいよ。カズキの事を知らない人にとってみれば、カズキもヴィクターも同じ様なもんなんだから。

　カナメ：自分を化物と呼べという斗貴子ちゃん。この時の悲しそうな瞳がね、、自分の所為でカズキ君を危険な目に遭わせてしまったと言う苦しみが…。

　ナオヤ：そして、自らエネルギードレインさせる為にカズキの手を取る斗貴子。それをみて、剛太も進んでエネルギードレインをさせる。

　カナメ：剛太君、、良い子よね（笑）。大好きな人の為ならって何でも来い！　って感じでさ。

　ナオヤ：その直後のちと不機嫌な顔もグッドだがな（笑）。


○二人の戦士長○

　ナオヤ：廃墟と化したガソリンスタンド。其処でカズキ抹殺の報告を行うブラボー。相手は今回初登場の火渡戦士長！　…ブラボーと同じ戦士長でも、こっちは凶暴そうな顔してるなあ（笑）。

　コスモ：…あの状態でよく吸えますよね、煙草。

　カナメ：あ、一番気になるのってそこなの（苦笑）。

　コスモ：だって、完全に燃えちゃったら煙は出ないじゃないですか。どうしてあんなにもフっと出せるんでしょう。

　ナオヤ：…その方が恰好良いからじゃないのか？

　コスモ：…あ！　それですね！！

　カナメ：それはブラボー！　というか、二人の会話についてはスルーなの！？

　ナオヤ：むう、、原作で居るべき人が居ないので、ちょっと先が分からなくなったかな？　後々どう絡むのかも楽しみだね。


○二つの黒○

　カナメ：場所は変わって、ドクトルバタフライの秘密拠点。水の中でも読める本を読書中のパピヨンの元に訪れるのは、病院を抜け出して来た桜花ちゃん！

　コスモ：ホムンクルスやら修復フラスコやらを創れるんですから、防水性の本くらいは簡単に作れますよ、きっと（笑）。

　ナオヤ：てか、ちゃんと巡回時刻までに帰れるンんだろうな、桜花。まさか人形を置いて来たなんてベタな事はしてないだろうが…。

　コスモ：…あ、エンゼル御前！

　カナメ：いや、、それじゃあバレバレだから（苦笑）。


○死んだり生き返ったり…○

　カナメ：眼が覚めたらカズキ君が居なくって大慌ての斗貴子ちゃん（悦）。波がそこまで来てるって事は、満ち潮になったのね？

　ナオヤ：朝日を見据えるカズキ。…ヒーローが朝日を観る時ってのは、戦いが終った後だと決まってるんだけどな。

　コスモ：まだまだ、カズキさんの戦いは終わらないんですね。それどころか、これからもっと大変な事に…。


○黒対黒○

　ナオヤ：カズキの状況をパピヨンに伝え、カズキを助ける為に使おうとする桜花。よくもまあ、ハッキングなんて作業をそんな簡単に…（苦笑）。

　カナメ：ま、桜花ちゃんも恋する乙女だからね（笑）。それでも、パピヨンを利用する事は出来ずに逆に利用されちゃうけど、、これって別に良いのよね？　どっちみちカズキ君をを助ける事が目的なんだから。

　コスモ：そして、遂に復活のエンゼル御前！　…羽が！　羽が～！！ （笑）。

　ナオヤ：ATは前の持ち主の影響を少なからず受けるからな。まあ、アレだけで済んで良かったじゃないか。

　カナメ：最悪、触覚ぐらいは生えてたかも知れないしね（苦笑）。


○一心同体○

　ナオヤ：海岸にて、一心同体の誓いを交わすカズキと斗貴子。この時の二人のやり取りが相手を思いやっててねえ（悦）。

　コスモ：斗貴子さんを裏切り者にしない為に、一人で行こうとするカズキさん。全てが徒労に終わった時に、カズキさんが自決する事を止める為に着いて行くと言う斗貴子さん。素敵ですねええ（悦）。

　カナメ：だけど、、そのすぐ傍で失意の底に落とされた少年が一人。斗貴子ちゃんがカズキ君の傷を見て昨日の事を思い出した時、剛太君は何処かへと消えていたのでした…。


○回想と邂逅、、そして勇気ある回答○

　カナメ：雨の中、道端に倒れてしまう剛太君。思い出すのはかつての訓練中の出来事、、斗貴子ちゃんとの会話でした。…自分の非力さに涙しない様に、、これって確か、前にカズキ君が似た様な事を話してたわよね？

　ナオヤ：秋水との訓練時だったかな？　…あの時とは違い立ち上がれない剛太。そこに現れる火渡！

　コスモ：カズキさんが生きている事を知り、大喜びで退治に向かおうとする火渡。そこに再殺部隊の二人も加わるんですけど、、斗貴子さんまで殺そうとした為に、剛太さんが怒ってしまいました！

　カナメ：かつての斗貴子ちゃんの言葉の通り、守りたい者の為に三人の錬金の戦士に戦いを挑んだ！　火渡の台詞でAパートは終了ね。


○CM中○

　ナオヤ：気が振れるって言葉は、テレビで使っても良いんだな？　気でも違ったかは、、今はどうなんだろう？

　コスモ：今は駄目なんじゃあないですか？　キ○ガイって放送禁止用語でしょ？

　ナオヤ：いや、だけど改造人間は”改造された人間”て事で出てたしさ。

　カナメ：ほらほら、Bパートが始まるわよ！


○剛太対火渡○

　ナオヤ：さあ、今回のメインイベント！　新人剛太対戦士長火渡の戦いだ！！　剛太は武装錬金を発動させるが、それは手の中に無かった。程なくして爆発する二台の車！

　コスモ：再殺部隊の二人も、よく咄嗟の判断で避けられますよね！　剛太さんの武装錬金の正体に気が付く火渡。炎の中から出て来るモーターギア！

　カナメ：奇襲攻撃の後は、チャクラムを両手に構えて早撃ち態勢を取る剛太君。その臨機応変さも、今までの二人とは違うわねえ。

　ナオヤ：そして始まった早撃ち！　火渡の炎に向かって射出されるモーターギア、当初は二人の再殺部隊の予測通り囮かと思ったが、、モーターギアが剛太の足に装着され、”スカイフォーカーモード”に！！

　コスモ：炎を掻い潜る姿が恰好良いですよね！　空中に飛んだ剛太さんは、火渡目掛けて突撃、炎を受けながらも火渡の首を切り裂く事に成功します！！

　カナメ：だけど、何とその傷口から炎が噴出！　吹き飛ばされ、海に落下してしまう剛太君！！　だけど、海中でモーターギアを足の裏に装着する事で泳航力を強化、その場から逃げる事には成功します。

　ナオヤ：うん、流石は技の戦士だよ。始戦が敗戦なのは残念だけど、相手が戦士長じゃあ仕方が無いな。


○優しき友よ、暫しの別れ○

　ナオヤ：旅館での一時は、シリアス前回の今回の話で唯一の安らぎだな。…ねじ～るねじ～る（笑）。

　カナメ：枕で殴るのは普通に痛そうねえ（苦笑）。…二人に何かあった事を何となく悟りつつも、普通の態度で送り出してくれた皆の為にも、、カズキ君は元に戻らなくちゃね！！

　コスモ：隣で心配している斗貴子さんの為にも、、ですね！


○不条理なる命令○

　ナオヤ：昨日の戦場を見つめる再殺部隊の方々。この時の戦部が結構好きだな、一般人を巻き込まないってのは武人としての心得か。

　コスモ：剛太さんの扱いでも、火渡に意見してましたね。それでも、不条理に徹する火渡の態度に変わりはありませんが。

　カナメ：彼がどうして、ここまで”不条理”というモノに拘るのかは、絶賛発売中の「武装錬金／／（ダブルスラッシュ）」を参照ね（笑）。


○新たなる三人目・そして新たな二人組○

　ナオヤ：夕べの戦場で、新たなる仲間と合流するカズキと斗貴子。勿論その仲間ってのは剛太だな。

　コスモ：今はまだ、仲間というよりも斗貴子さんを守る人って感じですけどね（苦笑）。…戦団側にもカズキさんの生存は確認されていたらしく、御前様を通じてパピヨンさんにもその事は伝わりました。

　ナオヤ：残り４１日か、、さて、どう動くのかな？

　カナメ：…パピヨンの姿については、ノータッチなの・

　ナオヤ：…いちいち反応出来るか（苦笑）。


○次回○

　ナオヤ：さてと、、次回は第十八話「逃避行」。…原作と登場人物が殆ど違うから、何がどうなるのかさっぱり分からんぞ？

　コスモ：まあ、とにかく、、次回もお楽しみに！！

　カナメ：…としか、言えないわよね（苦笑）。


　剛太のスカイフォーカーでのアクションが恰好良いねえ（笑）。あれって、片足に装着して一時的に加速とか、出来るんかな？


　原作との主な違い。

　全体的に、場面切り替えの順序が違う。
　桜花が看護師に見つかっていない。
　カズキが助け出されるまでの描写と、エネルギードレイン発動の場所。
　火渡の背後の炎がカット。
　戦士千歳が登場しない。その為、照星部隊に関する情報が一切無し。
　海岸でのカズキを手当てする場面がカット。
　斗貴子の目潰しシーンがカット。
　剛太が疲労で倒れている事になっている。
　回想時の、斗貴子の過去話がカット。
　剛太が火渡の顔を知っている。
　火渡の台詞が理不尽なモノから理論的になってる。
　再殺部隊の内、丸山、犬飼、毒島が居ない。その為、千切れたハンカチのシーンがカット。
　マリンダイバーモードの説明が無し。

　これくらい、、じゃと思うんよ～。