アニメ武装錬金第十九話「君さえ守れれば」の感想。

　ヒロト：上記の通りです。ネタバレを多々含みますのでご注意を。

　カオス：激突！　剛太対根来！！

○原作情報○

　ナオヤ：…そんな訳で始まりました！　アニメ武装錬金第十九話「君さえ守れれば」。タイトルはオリジナルで内容は、、これはもう書く必要があるのかどうか(苦笑)。

　コスモ：えっと、、第６４話から第６９話までですね。詳しく書きますと、、戦部との戦いの決着が観られる第６４話と第６５話の冒頭。根来との戦いが描かれる第６７話と第６８話です。

　ナオヤ：一応、ブラボーと再会する第６５話もかな？　再会場所は第６９話の造成地だけど(笑)。


○タイトル○

　ナオヤ：ブラボーのあらすじから始まります。そして、カズキの決意の一言の後にタイトル画面。

　コスモ：恰好良いですねえ、カズキさん(笑)。


○炎○

　ナオヤ：さて、カズキの言葉を却下した火渡は、まず炎の壁でカズキ達を包囲してから炎の塊を投げつけます。まず逃げ道を封じるというのは、やはり戦い慣れしてるからだろうな。

　コスモ：穿った見方をすれば、あの任務で”西山君”を逃がしてしまった事から、まずは逃げ道を封じる様になったとも考えられますね。…迫り来る炎！　果たして、カズキさんたちの運命は！？


○決着！　戦部対パピヨン！！○

　ナオヤ：ニアデスハピネスの爆発を何度受けても、その度に復活する戦部。パピヨンは息を切らしながらも、再び黒死の蝶を創り出す。…あれだけの戦いで、どうしてパピヨンの服は破けないんだ？

　コスモ：男の人の裸は、戦部さんだけで十分です(苦笑)。…それにしても、よくもこんな破り方を考え付きましたねえ！　先週の攻撃は、修復のタイミングを測っていたのかもしれませんねえ。

　ナオヤ：ちゃんと、黒死の蝶数匹分を創れるだけの余力は残していたか。…あの腕の爆破だと、激戦も一緒に砕けちまいそうなんだけどな。威力調節したんかな？

　コスモ：体力不足で十分な火力が無かったのかもしれませんよ？　…律儀に約束を守ってから倒れる戦部。彼に激戦を投げ返したのは、パピヨンもカズキさんの影響で少しだけ丸くなったからですかね。

　ナオヤ：単にカズキの事が第一で、核鉄や戦部には興味が無かっただけかもしれないぞ(笑)。


○エンゼル御前○

　ナオヤ：パピヨン対戦部の戦いの最中、色々と大活躍だったエンゼル御前(笑)。何だかんだでパピヨンとの仲も良い感じだね。

　コスモ：通信機としての扱いは変わらずですけどね(苦笑)。まあ、頭のアンテナを捥ぐ事はありませんでしたけど(笑)。


○ヴィクター捜索隊○

　ナオヤ：さて、舞台は空の上を翔ける飛行機。その中で他の捜索隊一同とは距離を置いた場所に座っているのは、秋水だった。…少なくとも、犬飼よりはよっぽど頼りに成りそうだけどな(笑)。

　コスモ：といいますか、この中では一番攻撃力が強そうですよ(苦笑)。…千歳さんは、カズキさんの事を話していないんですね。唯、カズキさんの身に何かが起きたとは感じているみたいですけどね。

　ナオヤ：生身でもかなりの戦闘力を所有する秋水。果たして、ヴィクターとの戦いはどうなるのか！？


○戦力の分断！○

　ナオヤ：一方、冒頭で火渡の炎を投げつけられたカズキ達。どうやら即死こそ逃れたものの、、斗貴子＆剛太とカズキに分かれてしまったらしいな。…報われないなあ剛太(苦笑)。

　コスモ：えっと、、ドンマイです！

　ナオヤ：…また、古い言葉を出して来たなあ(苦笑)。ボロボロの身体でカズキさんを探そうとする斗貴子。そんな斗貴子を心配そうに見つめる剛太。大丈夫だって、好きな人の為に戦う乙女は最強なのさ(笑)。

　コスモ：好きな人の為に無茶をする所は、剛太さんも同じなんですけどねえ(笑)。…この場面、、斗貴子さんがカズキさんの事を大好きだという事を、悲しんでいたのかもしれませんね。

　ナオヤ：まあ、そんな雰囲気は二人を捕捉した根来の声にぶち壊されるんだけどな(苦笑)。…斗貴子の背後の地面から、根来がニュキっと出て来た所でＡパートが終了。戦いはＢパートに続きます。


○ＣＭ中○

　コスモ：ふう、、今日は落ち着いた感想ですねえ。

　ナオヤ：何時もの、何かと言って”悦状態”に陥る人が居ないからな(笑)。まあ、今回は悦る状態は無いんだが。

　コスモ：…ひょっとして、、だから今回は来ないんですか？　カナメさん。

　ナオヤ：まあ、元々あの子はこのカテゴリーの準レギュラーだしな。…さて、そろそろＢパートが始まるかな？


○孤立する男○

　ナオヤ：Ｂパートの始まりは、斗貴子と剛太の名を呼びながら疾走するカズキ。声が届かない程、遠くへ飛ばされたらしいな。

　コスモ：果たして、カズキさんは二人と合流出来るのか！？


○頭脳戦！　根来対剛太！！○

　ナオヤ：さて、斗貴子のスカートに切りつけた事で見事、アニメでも”出刃亀”の称号を獲得した根来(笑)。…だが、その強さは本物だ！　剛太のモーターギアを掻い潜り、死角から放たれる攻撃はとても脅威！！

　コスモ：剛太さんにはフェイクの木を落とし、火渡の攻撃の影響がまだ残る斗貴子さんを狙う根来。むう、、根来は確かに剛太さんの決意を汲みましたが、「一人ずつ潰せた方が良い」としか答えてないんですよね。まさか、真っ先に斗貴子さんを狙うとは！

　ナオヤ：危機一髪！　斗貴子をタックルで弾き飛ばす剛太。お互いに照れてるのは微笑ましいけど、、今は戦いの最中だぞ！！

　コスモ：地面から亜空間に逃げ込もうとする根来！　そのマフラーを掴み亜空間へと潜り込もうとする剛太さんですが、その特性により弾かれてしまいます！！　…本当にやっかいな特性ですねえ(苦笑)。

　ナオヤ：しかし、手元に残るマフラーの切れ端とシークレットトレイルの特性から、剛太は一つの考えを組み上げる！　心は斗貴子を狙った根来に怒りながら、頭脳は常にクール！！　頼れるルーキーだねえ(笑)。

　コスモ：まるで、何所かの特捜戦隊みたいですねえ(笑)。


○対決！　ヴィクター対捜索隊！！○

　ナオヤ：その頃、捜索隊の一同はヴィクターと対決していました！　…あれ、、円の武装錬金の特性が萬画と違うぞ！？　威力が一気に弱体化した印象があるな(苦笑)。

　コスモ：まあ、風無しにあれだけ動けるんだけマシでしょう。爆発力もそれなりにありますしね。…犬飼のキラーレイピーズも奮闘しますが、、あまりダメージは与えられていないみたいですね。

　ナオヤ：そこに切りかかるのは我らが秋水！　最初の一撃は受け止められ、続く乱撃も交わされ続けるが、、一番の得意技である逆胴が見事にヒット！！

　コスモ：その姿に円さんも惚れているみたいですが、、何とヴィクターはノーダメージ！　撤退を考える千歳さんを無視して、戦いを続けようとする円と犬飼ですが、、その直後にキラーレイピーズが握り壊され、更にフェイタルアトラクションの重力攻撃が捜索隊を襲います！！

　ナオヤ：重力に縛られ身動きが取れない犬飼と円。二人を救う為に毒島が武装錬金を発動。その隙に二人は千歳の武装錬金により脱出するが、今度は毒島にヴィクターが迫る！

　コスモ：振り落とされた、フェイタルアトラクションの一撃を止めたのは秋水さん。その隙に毒島さんを千歳が脱出させ、ヴィクターに吹き飛ばされた秋水さんも何とか脱出します。…何だかんだで、、惨敗ですね。

　ナオヤ：飛行機の中で意気消沈中の三人。そこから離れた場所で、冷静に相手の実力を見極める秋水と千歳。…まあ、ヴィクターを補足するのには成功したんだから良いんじゃないか？


○力尽きた蝶人○

　ナオヤ：…同じ頃、戦部との戦いで力を使い果たしたパピヨンはニュートンアップル女学院を目指す途中で遂にダウン。壮大な鼾を掻いて眠ってしまう。

　コスモ：まあ、元々体力は少ない方でしたしね(苦笑)。傍にはエンゼル御前も居ますし、まあ心配無いでしょう。


○決着！　根来対剛太！！○

　ナオヤ：さて、亜空間からの連続刀飛ばしを繰り出す根来。それを受け続ける剛太だが、、やがて堪え切れなくなり、スカイフォーカーモードで回避に出る。…例え苦しみが待っていようと、その淡い希望の為に人は戦うんだよ！

　コスモ：カズキさんの言葉を思い出し、根来に戦友について訊ねる剛太。…根来って、ナオヤが求めている姿の一部でもあるんですよね。一人で十分戦えるという姿。

　ナオヤ：理由は、あいつとは違うんだけどな(苦笑)。…背後から刀を振り下ろす根来に、足下のモーターギアを射出する剛太！　肩に斬撃を食らいながらも、亜空間への通行手形――根来のＤＮＡ――である血液をモーターギアに付着させる事に成功！！

　コスモ：ベラベラと種明かしをしてますが、、これも一度射出したモーターギアが戻ってくる時間を稼いでいたのかもしれませんね。…今回の戦いで、カズキさんの方にも意識が寄った剛太さん。一番は斗貴子さですけどね(笑)。

　ナオヤ：恋敵である事に変わりは無いのさ(笑)。


○そして…○

　ナオヤ：夕焼けになるまで、斗貴子と剛太を探し続けたカズキ。彼が辿り着いたのはとある造成地で、、そこに居たのはキャプテンブラボー！！

　コスモ：決着を着けると宣言するブラボー！　それに緊張した面持ちで対峙するカズキさんで今回は終わりですね。


○次回予告○


　コスモ：次回は第二十話「想いと力を込めて」です。…さて、逃避行開始から全く戦闘をしていないカズキさんは、どうやって戦うのか！？(苦笑)

　ナオヤ：…あ～、、いくら成長するって言っても、一度も戦闘して無いんじゃあ無理っぽいよなあ(苦笑)。


　今回は戦闘シーンが沢山でしたねえ。やっぱりアクションシーンは剛太のモーターギアがお気に入りです。それと、取水の逆胴がヴィクターには全く効かないというのはショックでした(苦笑)。


原作との主な違い。

　戦部のホムンクルスを食べる等のシーンがカット。
　パピヨンが戦部の腕を内側から砕くシーンが変更。
　剛太が出刃亀と呼ばれていない。
　円の武装錬金の特性が変更。
　千歳がニュートンアップル女学院に潜入していない。
　ブラボーとカズキの再会場所が変更。

　大きな所はこれくらいかな？