カズキ……、、アニメ武装錬金第二十五話「代わりなどいない」の感想。

　ヒロト：上記の通りです。ネタバレ等を多々含みますので、お読みの際にはご注意を。

　カオス：カズキ亡き世界での、斗貴子最後の戦い！！

○原作情報○

　カナメ：さてさて、今日も始まりましたアニメ武装錬金。今回は第二十五話「代わりなどいない」、タイトルはパピヨンの台詞が元で、内容はファイナル終盤からピリオド序盤までね。尤も、アニメオリジナル部分が大多数だけど（笑）。


○タイトル○

　ナオヤ：前回のハイライトの後に入ります。カズキと斗貴子の突撃、一心同体の誓いの破棄、月に上るカズキとヴィクター、それを見上げる人々、、そして斗貴子の慟哭……。

　コスモ：……ハイライトでも、、悲しいですねえ。


○カズキを失った世界○

　ナオヤ：毒島、、態度と座り方がちゃんと女の子だったな。きっと、あのマスクの中で泣いていると見た。

　コスモ：火渡戦士長も、今回は無理矢理納得させているって感じでしたね。まあ、ヴィクターの過去を知ってしまった後ですしね。

　ナオヤ：三馬鹿、、態度がそれぞれ違うよな。大浜は普段と変わってないけど、、六舛と岡倉は明らかに動揺してる。

　コスモ：大戦士長は、、一件すると冷静ですよね。まあ、この時に言った「残された者～」はＢパートに判明するのですが。

　ナオヤ：雨降りの中ブラボーは、、辛い役を引き受けたんだな。まひろちゃんも、、悲しいよな。

　コスモ：病室での斗貴子さん、、塞ぎ込んだままなんですね。剛太さんも、好きな人がそんな状態なのに何も出来なくて……。

　ナオヤ：そして、月夜の中で絶望するパピヨン、か。……原作を読んでた時はあまり考えなかったというか具体的には考えられなかったんだけど、、本当に沢山の人が悲しんでるんだよな。何と言うか、、比古清十郎の言葉を思い出したよ。


○かつてカズキに救われた二人○

　ナオヤ：斗貴子の病室にて、必死に斗貴子を励ますエンゼル御前と桜花。その言葉も、今の斗貴子には届かない……。

　コスモ：早坂姉弟も、大切な人を失った経験があるんですよね。だからこそ、斗貴子さんを放っておけないんですよね。

　ナオヤ：それに、カズキだったら絶対に見捨てたりはしないだろうしな。……二人を助けた時の様に。


○かつてカズキの上司だった者○

　ナオヤ：退院風景、、、悲しいよなあブラボー（苦顔）。言葉すら掛けてやれないってのが、なんともなあ……。

　コスモ：千歳さんが、敢えてブラボーの事を「防人」では無く「ブラボー」と呼ぶんですよね。

　ナオヤ：戦士長としての名を、な。自分の部下を信じろか、、見守る事しか出来ないってのは辛いね。


○問いに答えてくれるであろう君は居ない○

　ナオヤ：うわあ、、此処で初代ＥＤかよ。流れる人並みに立ち止まってる姿とか、光の中に消えるカズキとか……（涙）。

　コスモ：カズキさんが消えていった、、月のある空への斗貴子さんの絶叫でＡパートは終了ですね。

　ナオヤ：涙でボロボロになりながらの、な。本当、斗貴子にとってカズキの存在ってのは大きかったんだよなあ。


○ＣＭ中○

　ナオヤ：それにしても、実際に交差点で絶叫なんかしたら、明らかに変人だよな？

　コスモ：……あれだけ泣いた後、よくそんな事が言えますねえ（苦笑）。

　ナオヤ：いやいや、何時までも泣いている訳にはいかないだろう？　　てか、やわらか戦車のＣＭで大分気分が癒されたよ（笑）。

　コスモ：その直後は、、ローゼンメイデンのゲームですか。……劇場版シャナの主題歌って好いですね。

　ナオヤ：だねえ。……とと、もうすぐＣＭが終わるかな？


○月に消えた友人○

　ナオヤ：三馬鹿、、主に岡倉が荒れてるな。六舛は無理矢理納得させてる感じか。大浜は、、まひろや斗貴子を気遣えるだけの余裕は有るな。

　コスモ：まひろさん、、やはりショックですよね。お兄さんが居なくなってしまったんですから。

　ナオヤ：……千里と沙織が一生懸命励ましてる姿が浮かぶな。


○自虐○

　ナオヤ：数十体のホムンクルス調整体相手に、過酷なトレーニングを続ける斗貴子。……うわあ、、久々に見たな。スパルタンな斗貴子は（苦笑）。

　コスモ：剛太さんも辛いですよね、好きな人が心身共にボロボロな姿なんて……。

　ナオヤ：だが、剛太には何も出来ない。……本当に辛いんだよなあ、、見守る事ぐらいしか出来ないってのは。


○今の自分に出来る事○

　ナオヤ：貯水ポンプの上にて、、遂に今の自分に出来る事を知る斗貴子。カズキが果たせなかった約束を代わりに果たす、、成る程ね。

　コスモ：時を同じくして、錬金戦団は坂口照星大戦士長の元、新たな局面を迎えようとしていました。

　ナオヤ：これは、、サラリとやっていますがかなり大変な事だよ。各国との摩擦も有るだろうし。

　コスモ：まあ、それだけの決断が出来るからこその大戦士長なんでしょうね。

　ナオヤ：出来る出来ないで無くやる、か。確かに、二人も被害者を出してまた同じ事を繰り返す訳にはいかないしな。

　コスモ：そんな戦士長の元にとある”お願い”をしに来た斗貴子さん。その後お馴染みのセーラー服に着替えて、、、ほあ！？　下着を着てませんよ！！（照）

　ナオヤ：あ～、、パンチラ描写がＮＧなテレビ東京への抗議かね（笑）。……最後の任務――パピヨン制圧――に赴く斗貴子。それに合流する剛太、早坂姉弟、、皆が今の自分に出来る事を行おうとしてるな。

　コスモ：ふう、、熱くなりますよね。こう、胸の奥が！


○対決！　ホムンクルスＶＳ錬金の戦士！！○

　ナオヤ：ヴィクトリア可愛いなあ（笑）。……おいおい、ミートパイはアニメでもモザイク込みなのかよ（苦笑）。

　コスモ：パピヨンさんの背後に在るのは……！　パピヨンさんも、今の自分に出来る事を必死に行っていたんですよね。

　ナオヤ：ああ、そうだな。……そしてその傍らで、、彼等を蘇らせた！

　コスモ：再生動物型ホムンクルス！　かつての記憶が有る辺り。ショッカーの再生改造人間よりも作りが立派です！！（笑）

　ナオヤ：尤も、当時に比べてパワーアップしている斗貴子と、早坂姉弟＆剛太の前では殆ど無力だけどな（笑）。

　コスモ：ですよね（苦笑）。……それにしても、今回鷲尾さんは登場しないんですねえ。次回が楽しみです。

　ナオヤ：ああ、あれは確かに楽しみだな。あまり戦闘シーンは無さそうだけど（苦笑）。


○そして……○

　ナオヤ：早坂姉弟の力を借りて、遂にパピヨンの元に辿り着き、対峙する斗貴子。どうでも良いがヴィクトリアは何所に行ったんだ？

　コスモ：カズキさんの代わりと語る斗貴子さんに、パピヨンさんは「代わりなどいない」と答えます！　ここで、今回は終わりですね。

　ナオヤ：むう、、前回が斗貴子の台詞で今回はパピヨンの台詞がタイトルか。と云う事は、、次回のタイトルはカズキの台詞かな？　……カナメ、次回予告を頼む！！


○次回予告○

　カナメ：はいはい了解！　アニメ武装錬金、次回は最終回「ピリオド」！！　予告の画像は全て過去の話数のモノだから、内容がどうなってるかはわからないわね。何はともあれ、、最後の武装錬金を観よ！！


　ああ、どうしてあんな場所であの歌を……（涙）。なんだか前回から泣いてばかりだなあ。それにしても上手な補完回だった！

　一応、原作との違い。

　斗貴子の行動が回想での表現では無くなり、原作では描かれなかったファイナルからピリオドまでの日常の中で表現している。
　斗貴子の病室に秋水も訪れている。
　模擬実践室での敵のデザインが若干違う。

　うん、これくらいだ。