森口織人の帝王学①（原作：あかゆまさき 作画：真田鈴）を読みました。

　


　はい、実は購入してました。ネタバレを多々含みますので、お読みの際には御注意を。
　

■あらすじ■

　
　主人公の「森口織人」君は、転校初日にとある女性と出会う。

　彼女の名は「遥奈原初雪」さん、一見すると冷静沈着で才色兼備のお嬢さんですが、実はとある秘密が在った。

　実は初雪さんにはかなりの妄想壁が在り、しかも「素手で触った相手にその妄想を視せてしまう」と云う特異体質の持ち主だったのだ。

　何故か手袋越しにも初雪さんの妄想を視てしまい、彼女の秘密を知ってしまった織人君。

　だが彼は同時に、初雪さんが秘密を護る為にかなりの無理をしている事も看破し、彼女を助ける事を約束する。

　個性的な学校で愉快な仲間達に囲まれ、初雪さんの妄想にドキマギしつつ。

　今日も、森口織人君は奔走するのだった！　

■感想■

　久々のトリコロを読む為に買った電撃大王に掲載されていた回が気に入って購入。タイトルの「帝王学」から、何故か「ヒメヤカヒメサマ（原田 将太郎）」を思い出しました。
　
　ともあれ、この作品で一番の見所は初雪さんのエッチな妄想です！

　流石に本番は在りませんが、それ以上にマニアックな妄想が溢れています！　それに初雪さんが怯えているのも可愛くて良いですね。

　ブルマ姿で縄跳び緊縛されたり。
　スク水姿で硝子に押し付けられ、モップで体を弄られたり。
　レオタード姿で巨大ボールに縛られたり。
　下着姿で柔軟体操をさせられたり。
　改造手術台に磔にされ、服を破られたり。
　身動きが取れない身体をバトンで嬲られたり。（これが、私の読んだ回です）

　１巻だけでも、主にコレだけの妄想をしています。

　で、同じ位に見所と思ってるのが織人君の格好良さ！　付録４コマでは影が薄いって言われてますが、実はかなり大活躍してます。

　落下した初雪さんと携帯を同時に救ったり、初雪さんの無理を手の震えから看破し助けると約束したり。
　二人が校長室に入り込んでしまった際には、咄嗟の機転で脱出に成功したり。
　携帯番号を教えてからは、電話一本で初雪さんの所へ駆け付けたり。
　自分の身内じゃない子供にもちゃんと叱る事も出来たり、その子供を抱えて家まで送ったり。
　初雪の危機を感知し、咄嗟に駆け付けたり。
　
　校長先生や子供達の前で見せた落ち着いた態度が素敵なんですよ。何と言うか、友達に為りたいタイプです。

　また、その他の登場人物も個性的な人ばかりですが嫌味な人間が全く存在せず、空気が非常に和やかです。

　ジャンルはエッチで恋愛でギャグでコメディ、、かな？
　
　ともあれ、エロさ云々の前に薦めてみたい作品です。