神ノ牙

　いやあ、面白かった。
　やっぱり牙狼は良いねえ。


　←お留守番でした
　うー……。



　おっとっと、今度は一緒にお出掛けしような？(なでなで、むぎゅぅ)
　


　うー、、約束だよ？(むぎゅぅ)

　物語を簡単に説明すると……。

　神ノ牙と呼ばれる方舟でのパワーアップを企むホラー(真の狙いは別に有り)が、死んだ騎士にもう一度会いたい魔戒法師の女を騙して利用し、その為の道具として魔戒騎士の鎧が奪われ、更にジンガが復活してしまい、流牙達が奮闘する。そんな御話。

　うん、初っ端の神ノ牙に対する説明シーン。あの教授っぽい人がホラーかと思ったら後ろから攻撃されてて驚いた。てか、かなりビビッた。実は今回の映画で一番怖かったシーンかも。(ヒロトはホラーが苦手です)

　流牙が冒頭でやってた牙狼の試練は、鋼牙達が館の地下でやってた振り子ギロチンの代わりかね？　普段の戦い振りを考えると、寧ろ何故クリア出来なかったのかが不思議な気も。

　哀空吏と猛竜は今回の映画で初めて知ったんだけど(闇を照らす者は放送局の都合で観れてないのよ)、どっちもキャラが立ってて良いねえ。
　哀空吏の遠距離討滅カッケー！　猛竜がボコられてるシーンは人間相手だから手出し出来ないよなーとか思ったら、ボスのホラー登場後はボッコボコにしてて笑った。やっぱり流牙世界では緩いんかな、この辺り。

　ジンガがどんな方法で復活するのか疑問だったんだけど、魔戒法師の蛮美(ばんびと読む、凄い名前)が嘗て自分の手で倒した魔戒騎士(闇に墜ちた騎士らしい)にもう一度逢いたくて行った「死者を一夜だけ復活させられる」儀式にホラーが介入した事で、見事に復活。
　更に、蛮美の遺体にジンガが命を与える事でアミリの外見に！　でも遺体なので、残念ながら本人の意思は無くジンガの操り人形状態。(アミリと莉杏のキャットファイト、エロかった。　←おい)

　で、神ノ牙に関する情報を集め蛮美を唆し、ジンガまで復活させた女のホラー・ミモザ。彼女の真の目的は「始祖ホラー・メシア」の復活！！　おおう、まさか流牙世界でメシアの名前が出るとは……。
　実は鑑賞前にメシアが出るというネタバレを踏んでしまってたんですが、だから神ノ牙の「闇に墜ちた騎士」が必要って設定で成る程な、と。てか、今更ながらジンガの魔戒騎士だった頃の通名と、今回の「神ノ牙」は特に関連無しかーい！(割と期待してたんだよなー、魔戒騎士だった頃のジンガが関わるんじゃないかって)

　ミモザとボエル(教授を後ろから攻撃した、デブのホラーね)の最後は、ちょっと残念。ボエルは相当に強かったろうに神ノ牙の材料に、そしてミモザもネタバラシの後で同じ末路を……。(金狼感謝祭でも触れられてたボエルが中々来ないシーン、笑ったわ)

　そんな神ノ牙が造られたビルにはホラーが溢れ一般人がピンチに、、何となく、牙狼で此処まで一般人の避難シーンが出るのは意外に思えた。まるで子供向けヒーロー番組だ。(但し敵はホラー映画)

　流牙とジンガの死斗は、生身同士でも鎧同士でも激しかったねえ。ジンガが地の利を使うまでは流牙が競り勝ってて良かった。魔戒騎士は日々、成長してるんだよ。
　そして不思議な乗り物と化した神ノ牙上での戦いで、危機に陥ってからの「牙狼・闇」登場が熱い！　TVでの活躍も有って、私の中では牙狼・翔よりも頼もしく感じるんだよ、あの形態。空も飛べるし。
　
　今回、牙狼の新形態は無しで、ちょっと残念。MAKAISENKI同様、今回は流牙の成長を見せる為、かな？　
　
　で、エンディング後。
　まさかのメシア復活！　ソレに挑むジンガ！　見送るアミリ！！

　いや、出るって事は知ってたけどさ、本編中にミモザが目的を明かすシーンで姿が出たからコレだけだと思ってたんよ。まさか終了後に、本当に復活してしまうとは！
　しかも、それにジンガが挑み、、その横には本物のアミリが居る！！　おいおい、ちゃんと本人も出るんかい！！　彼等の目的は一体……。

　てな訳で、大満足＆TV版の「神ノ牙」も気に為る内容でした。