ポケモン白プレイ日記:第二十八回目：第一期最終回！！

　さあ、Ｎの城へ突撃だ！

　橋みたいな階段を駆け抜け、いざ中へ。
　むう、六賢人！

　集団で来たか、上等だ！
　全員倒して、、おお！！

　ヤーコンさん！
　それにアロエさん、カミツレさん、アーティさん、ハチクさん、フウロさん、アイリスさんにシャガさん、、イッシュ地方のジムリーダー達！！
　　
　ありがとう皆、、此処は任せた！　後は任せろ！！

　二階へ、、部屋の中に居るプラズマ団とは戦えないのか。
　コイツ、、他人のポケモンを奪って使っていただと？　それで可愛そうだとさ、腐ってやがるぜ。

　ッ！
　ダークトリニティ、、の一人？

　ポケモンを回復させられる部屋を教えてくれた。
　Ｎの望みを叶える為か、、有り難く、使わせて貰うぞ。

　部屋の中に居たのは、愛と平和の女神？
　愛の女神が、ポケモンの体力を回復させてくれた。

　この二人は、プラズマ団じゃないのか。
　……二人の話から考えるに、、黒幕はゲーチスか。

　隣の部屋で「まんたんのくすり」を拾う。
　チィ、、Ｎ以外のプラズマ団は屑ばかりか！

　三階へ、、まずは近場の部屋に入る。
　
　パソコンの預かりシステムにも干渉出来るだと！？
　おいおい、洒落に為ってないぜ。
　あ、此処でパソコンに繋げられるのか。

　次の部屋へ、、「げんきのかたまり」を拾う。
　プラズマ団の中にも、ポケモンとの絆を感じている者が居たか。
　
　次の部屋へ、、プラズマ団員から「ハイパーボール」を貰った。
　此処の部屋の人達は、良い人達だ。

　さあ、次の階へ、、ダークトリニティの一人！
　……この人達は、プラズマ団の信念通りに動いてるって訳じゃないんだな。
　
　四階へ、、またダークトリニティの一人！
　Ｎの部屋、、入ってみるか。

　……子供部屋か、「ふしぎなアメ」が落ちていたので拾う。

　やれやれ、色々な玩具が有るなあ。
　バスケットボールに書かれているのは「ハルモニア」、、Ｎの本名か？
　レールが崩れちゃってるから、電車がちゃんと走れてないよ。
　ダーツは的以外に投げちゃってるし、、んな事したら駄目だろう？
　オマケに、バスケットゴールに電車が入ってるよ、、遊び方が間違ってる事を教える人は居なかったんかね。

　……。

　……Ｎ。

　……行くか。　
　
　隣の部屋で「かいふくのくすり」を拾う。
　ギンガ団、ロケット団、、彼奴等も悪い連中だったな。

　五階へ。
　むぅ、、ゲーチス！

　ふん、私が居る限り、貴様の野望が叶う事はない！
　言われなくても進むさ、、そしてＮを止めてやる！！

　……Ｎ。

　覚悟か、、ああ、有るぜ。
　此処まで来るまで君の、、いや、君を王と呼ぶ者達の行いを見て来た。
　その行いで、涙を流す人々を見て来た。

　私の幼馴染みも、その一人だ。

　君の理想で、涙を流す人達が大勢居る。
　お互いの絆を奪われる事に、涙を流す人達が大勢居る。

　だから、止める。　　
　
　私は、君を絶対に止める！

　……！
　そうだ、ゼクロム！！

　何故、反応しない！？
　私は英雄では無い……？

　……いや、それでも構わない！
　　　
　勝手に絶望するな、Ｎ！
　私には、共に旅を続けた仲間が居る！！
　君の”トモダチ”とだって戦える、頼もしい仲間が！！

　勝手に選択肢を作るな！
　私の求める選択肢は一つ！！

　私の仲間と共に君を破り、ポケモンとトレーナーの絆を護る！！

　ッ！
　レシラム！！

　くぅ、、勝てるか？
　否、勝たねば為らない！
　
　いざ、ポケモンバ、、何！？

　ダークストーンが反応、、ゼクロム！

　おお、ゼクロムが目覚めた！！

　ふん、仲間にしてみろ、、か。
　上等、いざポケモンバトル！

　あ、倒しちゃった。
　やり直しか、、捕まえないと駄目なのは面倒かも……。

　……そう言えば、これが有ったか。
　食らえ、マスターボール！！

　良し、ゼクロムＬｖ．５０(ニックネームはゼム)をゲットした！
　伝説のポケモンだし、マスターボールを使うに相応しいだろう。
　　
　手持ちが６匹だからか、捕まえた後にゼムを手持ちに加えるか聞かれた。

　うーん、、入れない！

　Ｎとしては、ゼムを含む私のパーティを倒したいんだろうけど、、入れない！
　私の今まで共にした仲間達で、君のトモダチを打ち破ってやる！！

　Ｎが体力を回復してくれた、あくまで正々堂々とした戦いを望むか。

　私に未来は見えない。
　だから手を伸ばす、そして掴み取る！

　いざ、ポケモンバトル！！

　相手の先頭はレシラム、、負けるなコスモ！

　コスモ、、オノノクス。
　育て屋さんで受け取ったタマゴから産まれたキバゴが、旅の中で進化を続けた姿。
　最も遅くパーティに加わり、最も強く為った、私の頼れる相棒！

　良し、必殺のドラゴンクローで倒した！

　次の相手はバイバニラ、、行ってくれ、ガオン！

　ガオン、、ダイケンキ。
　アララギ博士から受け取った最初のポケモンミジュマルが、強く、逞しく進化した姿。
　初代コスモとして、序盤の戦いを引っ張っていてくれた、頼もしい相棒！

　良し、滝登りと波乗りで削り切った！

　次はギギギアルか、、リモカ、頼んだ！

　リモカ、、ドリュウズ。
　盛り上がった土からしか捕まえられないモグリューが進化した、現パーティ内で最も捕まえるのが大変だったポケモン。
　進化してからは、高い防御力と攻撃力で頼りに為る相棒！

　良し、地震で倒せた！

　次はゾロアークか、、スカイマル、ゴー！！

　スカイマル、、ケンホロウ。
　草むらで捕まえたマメバトが進化した、待ち望んだ飛行タイプポケモン。
　ガオンの天敵と為る草タイプ、厄介な虫タイプ、格闘タイプとの戦闘で威力を発揮する、頼りにしてる相棒！

　良し、気合い玉を躱しての空を飛ぶで勝利！

　次はアバゴーラ、、カオスの出番だぜ！

　カオス、、ゼブライカ。
　スカイマルの次にパーティに加わったシママが進化した、、捕まえるのは苦労しなかったが、育てるのが大変だったポケモン。
　攻撃と素早さは高いが、防御が異常に低い子。でも、ポケモンをゲットする際には大活躍だった、頼れる相棒！
　
　うわ、アクアジェットでやられた！
　済まない、チュイナ！　時間を稼いでくれ！！

　チュイナ、、ミルボック。
　ガオンの次にパーティーメンバーに加わった、ミネズミが進化したポケモン。　
　多くのひでん技を覚えてくれる為、旅をするに当たって頼りにしてた相棒。

　く、、一撃で敗れた。
　だが、、カオスの復活は完了した！

　うお、、ストーンエッジの威力が思った以上に高い……。
　仕方が無い、コスモ！

　コスモに壁と為って貰い、今の内に「げんきのかけら」で瀕死を回復させる！

　その後、ドラゴンクローで勝利。
　本当はカオスで勝ちたかったけど、、仕方が無いか。

　最後の相手はアーケオス、、誰だ？
　取り敢えずカオス、行ってくれ！

　飛行タイプなら何とか、、またストーンエッジかよ。
　仕方が無い、コスモに交代！

　うわ、まさかのドラゴンクロー！？
　負けるか、、ドラゴンクロー返し！！

　良し、勝った……！！

　Ｎ、、どちらも、正しかったんだよ。
　相手を否定するんじゃない、受け入れるんだ。

　ッ！？
　ゲーチス！！

　ハルモニア、、バスケットボールに書かれていた名前か。
　……やはり、全ての黒幕はゲーチス、貴様だったか！

　アデクさん、チェレン！
　駆け付けて来てくれたのは嬉しいけど、、此処は私に任せてくれ。　

　コイツだけは、、この外道だけは私が確実に倒す！
　行くぞ！！

　いざ、ポケモンバトル！！

　相手はデスカーンか、、悪いが遠慮はしないぜ？

　コスモよ、舞え！
　舞って踊って強く為れ！　速く為れ！！

　竜の舞より強化されしドラゴンクロー、、食らえ！！

　良し、一撃！
　
　さあ、どんどん行こうぜ。
　サザンドラ、バッフロン、ガマゲロゲ、キリキザン、、全てを一撃で破っていく。
　最後の敵はシビルドン、これで終わりだ！
　食らえ、ドラゴンクロー！！
　
　良し、勝利！
　ふん、Ｎの方がよっぽど強かったぜ。

　ゲーチス、、貴様の野望も此処までだ……！
　完全な支配者？　何処が。
　
　……黙れ！
　貴様がＮを語るな！
　Ｎをバケモノと呼ぶな！
　貴様の方が、貴様こそが畜生だ！！

　Ｎ！　
　今でもポケモンと人は別れるべきだと思ってるのか！？
　聞こえているだろう？　悩んだのだろう？
　教えてくれ！　応えてくれ！

　……アデクさんとチェレンは、ゲーチスを捕まえていってくれた。
　これでプラズマ団の野望も、本当に終了、、かな？

　Ｎ、、私と話したい事があるだって？

　そうか、、平和の女神は言っていた。
　ゲーチスはＮに、人間の手で傷付いたポケモンばかり近付けて来たと。
　カラクサタウンでの出会いが、、始めてだったんだな。
　始めて、、人間を好きなポケモンと出会ったんだな。　
　
　良いよ、Ｎ。
　これから知っていけば良いさ。
　人間と一緒に居たいポケモンは、この世界に沢山居るんだから。
　私が旅をしている中でも、何度も何度も出会って来たんだから。
　
　……Ｎ？
　おい、ソッチは壁が崩れているから危ないよ。
　
　ッ！
　Ｎ！？

　おい、さよならって、、さよならって何だよ！
　君も、、もう一度、新しい夢を見つけろよ！
　
　Ｎ！！

　……流れるＥＤ、映り混むはレシラム。
　その背に居るのは、、Ｎ！？

　居たよな？
　ちゃんと居たよな！？
　
　ああ、居たよな。
　居たと信じよう！

　また会おうぜ、Ｎ。
　その時は、どうか幸せな日々を過ごしていて欲しい。

　取り敢えず、今回は此処まで。