GAROスペシャル【白夜の魔獣】後編の感想。

ナオヤ：上記の通りです。ネタバレを過分に含みますので、お読みの際にはご注意下さい。

　コスモ：今年最後の感想、、行ってみましょう！

○アクション！　アクション！！○

　ナオヤ：前半も凄かったけど、、後半もアクションが沢山だったね。序盤での鷹麟の矢を攻防戦、後半は鈴ちゃん救出編。最後は鷹麟形態(仮称)牙狼対最終形態レギュレイス！　欲を言ったら、もう少し三大魔戒騎士が協力して戦う場面を増やして欲しかったかな？

　コスモ：といいますか、、ダンがあまりにも活躍してないですよね(苦笑)。前編で複数のホラーカラクリを打ち破った時は強いなと思いましたけど、、後半は良い所が殆ど無かったんじゃ…。

　ナオヤ：いや、それは相手がレギュレイスだったからだろう。”鷹麟の矢攻防戦”で真先に飛び掛った絶狼も、後から飛び出した牙狼も苦戦してたし、、”鈴ちゃん攻防戦”では三大騎士が圧倒されてたしな。

　コスモ：あのシーン、、格好良かったですよね。牙狼の烈火炎装を絶狼が繋いでダンが放つ、、それでも倒せないレギュレイスは強すぎです。

　ナオヤ：まあ、何と言うか、、”通常エンディング終了直後のパーティで、隠しダンジョン最下層のボスと戦ってる”って感じだったな。最後の決め手も最強装備(鷹麟の矢)だったし。通常必殺技じゃああまりダメージが無い。

　コスモ：もっとも、そのアイテムを所有していても、敵の攻撃に耐えられるだけのレベルは必要なんですよね。そう考えると、、あれだけ殴られたり蹴られたり斬られたりしても最後まで戦えた牙狼は、やっぱり強いんですよね。

　ナオヤ：変身が解けた後もカラクリを食い止め続けた、零と翼もな。


○鈴と邪美○

　ナオヤ：生きてて良かった、もうこれに尽きるだろう(感涙)。

　コスモ：前編の時から心配してましたよね、ナオヤ(苦笑)。特に邪美さんの事を。

　ナオヤ：だってさ、本編で死んだ奴が特番で蘇って、終盤にまた死ぬなんてのは結構有る話じゃんか！　今回は序盤から、”鷹麟の矢の修復”やら”鈴の治療”やら大変な事をしてるし、しかも最終決戦にも着いて行っちゃうんだもん。ずっとハラハラしっ放しだったよ！！

　コスモ：そんなナオヤを初めとする視聴者の心配を他所に、大活躍でしたよね邪美さん(笑)。鈴ちゃんの毒を完全に浄化した時は、思わずガッツポーズをしてしまいましたよ。それに最終決戦では鋼牙さんと一緒にレギュレイスと戦いましたし、、やっぱり戦闘力も高いんですね。

　ナオヤ：鈴も頑張ったよな。変身が解けた翼を助ける為にレギュレイスに攻撃して、本当に兄思いの良い子だよ！

　コスモ：本当に、、生きてて良かったですよね(笑)。


○二人の魔戒騎士と一人の白夜騎士○

　ナオヤ：某平成仮面のバイク乗りみたいな仲間割れが有るかとも思い、少々不安では有ったのですが、、それは全くの杞憂でした！　何と言うか、鋼牙と零の貫録勝ちだな！

　コスモ：魔戒騎士の在り方について熱く語る鋼牙さん、対立する鋼牙さんと翼さんの潤滑油になる零さん、、この二人は翼さんにとって”先輩”なんですよね。呀との、メシアとの戦いを潜り抜けた二人の前では、翼さんもまだまだ半人前って所でしょうか。

　ナオヤ：経験の差だな(笑)。翼はあそこまで強情だった理由も分かり、その後の彼の行動もあって好感触でした。意地を張らずに自分の過ちを認める強さを持ち、、更には妹をとても大事にしている良い人だ。

　コスモ：邪美さんにも謝ってましたしね。…それにしても、林の中で立ち並ぶ鋼牙さんと零さんの絵って、、なんだか凄く自然ですよね。しっくり来ると言いますか、、凄く頼もしく見えます！

　ナオヤ：先にも言ったけど、大きな戦いを乗り越えた二人だからな。主役でありながら、立ち位置はⅤ３でのＷライダーみたいなもんだし。


○部分変身と最終変身！○

　ナオヤ：やっぱり恰好良いよな！　そうだよな、鎧である以上、、部分的に装着する事も可能なんだよな。

　コスモ：これって、、絶狼やダンのも観たかったですよね。二人共それ所じゃありませんでしたけど(苦笑)。

　ナオヤ：そして、最後に登場した鷹麟形態！　鷹麟の矢もパワーアップしてる！！　…テレビ版最終回といい、、牙狼の鎧って柔軟な対応が出来るんだな(笑)。

　コスモ：”ソウルメタル”ですから(笑)。薫さんや冴島鈴さんの想いが届いたからこそですよ！


○邂逅○

　ナオヤ：皆から距離を置いて立つ鋼牙の図に本郷猛を思い出してたんだけど、、その後の展開に泣いたよ(涙)。

　コスモ：鈴ちゃんが一生懸命練習してた術ってこれだったんですね。そしてその術は、鋼牙さんのお母さんである冴島鈴さんも使用していた術でした。…そして！

　ナオヤ：一匹の蝶が光の粒子となり、、現れたのは鋼牙の両親である鈴と大河！　そして思い出される母の言葉…(感涙)。

　コスモ：この言葉って、魔界樹も言ってたんですよね。ひょっとしたら、邪美さんを助けたのは魔界樹なのかもしれませんね。


○ハッピーエンド！○

　ナオヤ：閑岱に残り、鈴や翼等と暮らす事を選ぶ邪美。暁に別れの挨拶を交わしてから、バイクでを走らせる零。そして！　帰宅した鋼牙が見たのは、綺麗に修復された薫の絵！！

　コスモ：庭では写生中の薫さんが！　ゴンザさんが居なかったのは、二人きりにしてあげる為か、それとも二人が帰宅したお祝いの料理でも作ってるんでしょうか。

　ナオヤ：案外のんびりとしてるんじゃないか(笑)。何はともあれ、見事にハッピーエンドで良かったな。レギュレイスは滅び、邪美も鈴も生きてて、二人の弟子も無事で…。ＥＤも聴いてて心地良いなあ(笑)。

　コスモ：むう、、それは良かったんですけど…。ＧＡＲＯの歌は流れないんでね。前編がインストメンタルだったんですから、後編では歌入りのＯＰだと思ってたのでちょっと残念です。

　ナオヤ：ああ、、それは確かにあるね(苦笑)。


　いやあ、また燃え上がってしまいましたよ！　やっぱり変身前から強いヒーローというのは、見ていて恰好良いですね！！
　三大騎士が下手な仲違いも起きず、ちゃんと戦闘中に協力しあってたのも良かったです。ヒーローが複数でて協力しなかったらどうするんだ！
　そしてやはり、、物語の基本はハッピーエンド！　久しぶりに心地好い余韻を味わいました！！


　…それはそうと最後に一言。ガライ法師、、逃げてばかりじゃなくて少しは戦いなさい！