一時間スペシャル後編！ アニメ武装錬金第十四話「キミは誰だ？」の感想。

　ヒロト：上記の通りです。ネタバレ(以下略)。

　カオス：…今回は本当に時間が無いんだな(苦笑)。尚、こちらを読む前に前回の話を先に読む事を勧めるぞ？

　ナオヤ：…はい！　１時間スペシャル後半は第十四話「キミは誰だ？」です。タイトルは原作第４３話で、内容は第４２話終盤のパピヨン戦から第４５話まで。

　コスモ：遂にあの男の名前を出せますね。…冒頭は長い前回の回想になってますので解説いらず、、始まってから約８分後にタイトル画面が出て、やっと本編の始まりです。

　ナオヤ：今回は１時間スペシャルなんだから、この回想は意味が無い上に鬱陶しい事この上無しだな(苦笑)。…扉を開けたカズキだが、教室に入る前に岡倉のリーゼントで弾かれます。…大丈夫って言ってるけど、大丈夫じゃないのが丸分かりなのが観ていて辛いな(苦顔)。

　コスモ：それでも尚も中を覗こうとするカズキさんを殴り飛ばす岡倉さん！　これを受けて、カズキさんは再び修復フラスコ目指して走り出しますが、、、その直後に岡倉さん達も倒れてしまいます…！

　ナオヤ：友達思いのカズキとしては、、辛いだろうな。…友が倒れた音を聞いたカズキが階段で立ち止まっていた頃、パピヨンは倒れたバタフライと話をしていた。保護ってパピヨン、、本当に嫌味な奴だな(苦笑)。

　コスモ：性格の悪さはバタフライも負けていませんけどね(苦笑)。…フラスコの中の男＝”ヴィクター”についての情報を一通り話した後、カズキさんとヴィクターの戦いを見逃すなと言って消滅を始めるバタフライ。そして階段では、カズキさんが「サンライトハート」で一気に校舎の屋根を貫き、修復フラスコを打ち抜いていました！　

　ナオヤ：誰かの為なら幾らでも無茶をする男、カズキ(笑)。フラスコを壊したのに驚愕する彼の顔でＡパートは終了です。…Ｂパート、、サンライトハートを片手で受け止める男、ヴィクターの登場だ！！

　コスモ：遂に登場ですね！　　カズキさんが錬金の戦士だと確認すると、力付くでカズキさんを叩き落すヴィクター。刃物の刃先に触れた手で相手を押し戻すって、、凄すぎませんか！？

　ナオヤ：再生云々の前に、傷一つ負ってないからな。…墜落したカズキの元に駆け付ける斗貴子、その前に着陸するヴィクター。その様子を校庭から見上げるパピヨンの横で、バタフライは最後の挨拶を交わす。

　コスモ：もしもバタフライが無事でも、きっとヴィクターはバタフライも殺したんでしょうね。”死は錬金術に関わったモノ全ての運命”なんですから。…ヴィクターが目覚めた為か、尚も激しさを増すエネルギードレイン！　それを止める為に、カズキさんは戦いを挑みます！

　ナオヤ：苦痛に悶えながらも外れた肩を治し、エネルギーを全開にした「サンライトクラッシャー」を放つカズキ！　しかしそれは命中せず、逆にヴィクターの攻撃を受けてしまう！！　…衝撃破で校舎が崩れるって、どれだけ強いんだよ！？

　コスモ：崩れるカズキさんの姿に激昂した斗貴子さんも突進しますが、バルキリースカートの攻撃は全て弾かれ、胸倉を掴まれながらエネルギードレインを受けてしまいます！　更に学生服が破れ散る程の衝撃で投げ飛ばされますが、、それをカズキさんがキャッチ！！

　ナオヤ：今度は空と陸の両方で攻めるも、二人の攻撃は悉く弾かれ、遂にはバルキリースカートが壊されてしまう！　しかし、斗貴子への攻撃に怒りを露にしたカズキの攻撃が、遂にヴィクターの掌にダメージを！！

　コスモ：それに対して、ヴィクターも武装錬金を発動！　ヴィクターの核鉄も胸に収められており、、そしてその核鉄は通常のモノではない黒い核鉄でした。…予想外の事態に時間を稼げと叫ぶ斗貴子さん。だけどカズキさんは、その言葉を振り切ってヴィクターに突進します！！

　ナオヤ：衝突する「サンライトハート」と「フェイタルアトラクション」。すると「フェイタルアトラクション」の属性が働いたのか、カズキの「サンライトハート」が捻じ曲がる様にはかいされた！？

　コスモ：その光景を呆然と見つめる斗貴子さん。思い出すのは二ヶ月前のあの日、カズキさんに核鉄を与えた時の事。…核鉄に戻った「サンライトハート」、心臓部に穴を開け、、血溜まりの中に横たわるカズキさん。ヴィクターの「犬死」という言葉に再び激昂した斗貴子さんが「バルキリースカート」の破片を手に特攻しますが、、返り討ちに遭ってしまいます。

　ナオヤ：カズキが戦いに巻き込まれた事を、慟哭しながらヴィクターに話す斗貴子。その様子を見つめて、「戦わなくちゃ…」と強く思うカズキ。…ヴィクターが二人を一緒に殺そうと「フェイタルアトラクション」を構えたその時！　カズキの核鉄が脈動を初め、、更にカズキが立ち上がる！！　

　コスモ：喜びの斗貴子さん。しかし、カズキさんは佇んだまま「戦う…」とうわ言の様に繰り返し始めます。…その様子を観る事が出来ずに苛立つパピヨンさんは、バタフライの核鉄を使い体力を回復させようとするのですが、、その核鉄のナンバーはＬＸＸ！　カズキさんの核鉄と同じなんですよ！！

　ナオヤ：カズキの手元に飛んで来たもうひとつの”ＬＸＸ”は、カズキの戦えの叫びと共に外装が砕け散り、、中から黒い核鉄が！？　あまりの事に叫ぶ斗貴子の前で、その姿を変えていくカズキ。変身を終了したカズキの姿は、、ヴィクターのそれと同じ姿だった！！

　コスモ：ヴィクターに宣戦布告するカズキさん。その姿を悲しそうな眼差しで見つめるヴィクター。彼等を見ながら、自身に問い掛ける斗貴子さん。…これで今回は終了です。

　ナオヤ：次回は第十五話「中間の存在」。…なんだか今回は、、後半全く感想を言ってないな(苦笑)。解説だけで精一杯だ。

　コスモ：戦闘シーンも熱かったですしねえ、、二つ分の感想で頭が茹ってるというのもありますが(苦笑)。


　…何でこの内容で１時間スペシャルとかやるかなあ、、これなら普通に３０分放送にしてくれれば良かったのに、それかＡパートの長すぎる前回までのあらすじをカットしてもう少し話を進めれば良かったのに。

　原作との大きな違い。

　バタフライとパピヨンの会話時の台詞が一部変更・追加。
　カズキが外れた肩を治す方法。
　ヴィクターとの戦闘シーンが大幅に追加。
　斗貴子のバルキリースカートの壊れ方が変わっている。
　斗貴子の「裏切りの戦士～」の台詞がカット。
　サンライトハートの壊れ方が、フェイタルアトラクションの属性風に変えられている。
　
　…これくらいか？