私信７回目！ ボロボロの帰還。

　ナオヤ：只今～、、と言ってもまた直に「空の色」へと戻る予定だけど……。

　コスモ：ああ、お帰りなさい！　無線機が応答しないんで心配しましたよ！！　大丈夫でしたか！？

　ナオヤ：あはははは……(苦笑)。取り合えず、連絡通路に行こうか？

　コスモ：は、はいっ！

＞そんな細かい事、気にしない気にしない～♪（ごろごろ

＞ま、まあ確かに細かいかもしれないけど……
＞所で、性別解析の時の観風に何やら苗字付いてたのは気の所為なのでしょうかー？

　ナオヤ：願望です、察して下さい。

　コスモ：堂々と言わないで下さい！！


＞強調しないでくださいです。
＞あと私の泣き顔が何だって言うんですか、泣きますよぅ？

　ナオヤ：むう、、やはり観空さんの泣き顔は加虐心を呼び覚ますなあ(悦)。……それは兎も角、リアルな話「駄猫」と「萌えっ子」は此処では絶対に使いませんし、使わせませんよ？　拍手時代でも、一度たりとも使いませんでしたし。これだけは、廃墟の語り場第一管理人の名に掛けて誓いましょう。

　コスモ：それじゃあ、第一副管理人は使っても良いんですね～♪

　ナオヤ：……使わせないと言ったばかりだろうが！！(疾風連弾)


＞最近は誰ともいちゃついてませんと言うかまずその前に、通信障害を言い訳にして逃げちゃ駄目ですよ？

　ナオヤ：えっと、、ごめんなさい。恋人の事については触れない方が良かったですかね？　あのやり取りが気に入って空の色を”ブックマーク”に入れた身としては聊か寂しいですけど……(苦笑)。

　コスモ：もう、、観空さんにとっては嫌な話題だったんでしょう。後で菓子折り持って謝りに行った方が良さそうですよ？　

　ナオヤ：……ああ、そうだな。取り合えず「かきみーら詰め合わせ」でも持って行くか。


＞こらぁっ！
＞何ナオヤさんを危ない目に遭わせようとしてるのさーっ！？

　ナオヤ：『ふふ、庇ってくれてありがとう観風。君のおかげで助かったよ(ぎゅ～♪)』

　コスモ：……って、またそっちに跳んでるし！　あまり管理人特性を使うと、言の葉の力が薄れますよ？

　ナオヤ：『まあまあ(笑)。硬い事は言いっこ無しだよ♪(ぎゅー♪)』




　ナオヤ：『……それはそうとコスモ。ひとつ頼まれてくれるかい？』

　コスモ：はい？

　ナオヤ：『昨日発生した電波障害の原因を探ってくれ』

　コスモ：はい！？

　ナオヤ：『最初は観空さんが、私の口を封じる為に妨害電波を流したと思っていたんだが、、相手の反応を見る限り観空さんはノータッチだ。となると、、考えられるのは？』

　コスモ：……誰かが、俺とナオヤを分断しようとした！？

　ナオヤ：『或いは、、私と観風。即ち「廃墟の語り場」と「空の色」を混乱させようとしたか、、兎も角その原因を探ってくれ。その後どうするかは君に任せる』

　コスモ：……それって、、本来は正管理人の仕事なんじゃないですか？　ナオヤはどうするんです？　まさか、、観風さんと遊んでいるだけとか？

　ナオヤ：『まさか(苦笑)。私はこっち側から、外壁に近い場所への接近者を調べてみる。此処いらは、内側からセンサーを使うより目で確かめた方が正確だからな(笑)』

　コスモ：……了解しました。気を付けて下さいよ？

　ナオヤ『大丈夫だって。観風の傍に居るから勇気百倍だも～ん♪』

　コスモ：はいはい(苦笑)。……勇気と無謀は違いますよ？

　ナオヤ：『……分かってるって(笑)』



　ひょんな事から判明した、廃墟の語り場で暗躍する者の存在。


　外部と内部にて行動する、二人の管理人。


　電波の発生源とは？　そして、その目的は？


　今、廃墟の語り場最大の危機が迫りつつあった……！！










　ナオヤ：『……実はあんまり焦ってなかったりもする』

　コスモ：久しぶりに、全力で戦えそうですね～♪



　おい！！(怒)