週刊少年チャンピオン2014年47号の感想

ネタバレ注意

前回の感想は此方。

・黒虎(鈴木快)

　七年前からの宿敵、マルスに斬り掛かる虎鉄。が、地面を抉る程の攻撃はアッサリ受け止められ、コミックスの表紙の如く刀は大破。そして斬撃をマトモに浴びてしまい、、おおぃ……。（マルスが虎鉄達の事を全く覚えてないのも悲しい。猪頭家二人の攻撃さえ受け止めてたし、、七年前も、そして今も、奴等にとっては歯牙にも掛からぬ存在でしかないってのか）

　その様子を見ていた佐之助は一人でトンズラしようとするが、プルートの側近カロンと遭遇！　服装が西部劇風で、ちと格好良い。コイツはどんな奴かな。

　そして、マルスばかりに戦いが集中する事にプルートが激怒！　遊戯開始とか言ってるけど、コイツのノヴァは何だろう。果たして猪頭家の牙は、黒船幹部に届くのか。届いて欲しいなあ。

・刃牙道(板垣恵介)

　バキ、自分の型を考える。
　何と言うか、個人的にはバキに「型」とか似合わない感じがする。 範馬親子の場合、その手の事に嵌ってない戦い方ってイメージが有ったから。
　で、武蔵の方は相変わらず散歩中ってか大事に為ってるんだけど！？

・弱虫ペダル(渡辺航)

　今回も手嶋VS真波サイド。全開の加速を見せる真波に対して、気絶しかけながらも必死に食らい付く手嶋！　うおおおおお、凄い熱いね！！
　そして手嶋が序盤で言いかけた「たった一つの答え」とは、これまたシンプルに「自転車が好きだから」だった。……小野田、間に合ってくれ。

・囚人リク(瀬口忍)

　椿VS内海。
　椿は銃に怯えている様に見せかけて接近し、内海を蹴り下した。命まで奪わなかったのは、リクの影響だ。それが、まさか、こんな結末を招くなんて……。
　死ぬな、椿。

・実は私は(増田英二)

　さて今回は、告白の決意を固めた朝陽君と葉子ちゃんの追いかけっこ。うん、葉子ちゃんの気持ちは分かるけど、少しは話を聞きなさいな。
　ともあれ、委員長の協力（と覚悟）もあって、朝陽君は無事に告白を果たす。果たして葉子ちゃんの返事は……。（今回のＭＶＰは、間違い無く藍澤委員長。本当に頑張った）　
　
・思春鬼のふたり(反転邪朗)

　最終回！　今までお疲れ様でした。

　いきなりトントン拍子の幸せ人生で吹いたけど、やっぱり夢落ちだったんねｗ　そんな訳で、辻君のベッドインで目覚めた白雪さん。一瞬、大人の階段を駆け上がっちゃったのかと驚いたけど、どうやらキスで轟沈したらしい。（安心した様な、残念な様な）

　で、18歳までＷＣＯの殺し屋として戦い続けた辻君は、最後の日に助けた子供にナイフを譲り、そのまま卒業。互いに名前呼びと為った白雪さんと共に、幸せな人生を歩むのだった。

　……何だかこう書くと、正義の味方が引き継ぎ式やったみたいに思えるんだけど、少し納得出来ない部分も有ったりするんだよなあ。てか、未だに臥美ちゃんがどう為ったのかが凄く気に為る。（そして陸ちゃん、まさかの未登場）

　ともあれ、楽しい作品でした。
　
・不死身症候群(鈴木優太)
　
　連続読み切りシリーズ！　今回はどんな怪我でも一日で治ってしまう「不死身症候群」の青年と、近付く人を殴り殺してしまう「超攻撃型人拒絶症候群」の少女の御話。

　少女がこの病気を持つ様に為ったのには少年の弟が関係していて、、途中まで良い話だと思ったら、オチで盛大に驚いた！　一瞬ホラーかと思ったけど、コレには本当に騙されたよ。