週間少年チャンピオン３５号の感想

ネタバレ注意

　先週の感想は此方。

・黒虎(鈴木快)

　当主殿、普通に気付いて無かった！　オマケに不意打ち喰らった！！
　斯くして禁術の書は奪われ、侵入者も悠々と屋敷を後にしたのだった。……だ、大丈夫。きっと当主殿も後から駆け付けて来てくれる筈、、だよね？
　そして駆け付けた虎鉄＆愛茜が知る侵入者の正体、、それは元徳川十二支神将”申の門”にして、現在はハルシオンへと下った男、猿飛佐之助！　瞬間移動は鍛えた技に加え、黒船一味の道具の力だろうか。
　寝返った嘗ての同胞相手に、虎鉄と愛茜はどう戦うのか。

・刃牙道(板垣恵介)

　バキ、宮本武蔵と対面する。
　……まさか、それだけで一話引っ張るとは。
　にしても、この二人の会話は面白そうだなあ。

・弱虫ペダル(渡辺航)

　鏑木を励ますのは段竹だけじゃない！　杉本、古賀、皆の想いを改めて背負い、復活した鏑木。こりゃあ、銅橋との再戦が楽しみやね。
　そして総北とハコガクの戦いは更にヒートアップ！　キャプテン同士の言葉の応酬が実に熱い上に洒落てて良い。(特に好きなのは「料理～」「地中海風～」の部分)

・囚人リク(瀬口忍)

　脱獄前の男達、周龍とリク＆レノマ編。ちなみに顔アップは周龍のみ。
　周龍が思いを馳せるのは親父、あのハゲじゃなくて良かった。いや、未だ油断は出来ない訳だけど。
　リクは高木さんに礼を言いに行ってから、天野＆松尾＆レノマを含めた、嘗て同房だった仲間達の元へ(松尾が母親を思い浮かべていたって台詞があるけど、、まさか、コレで終わりじゃないよな？)。次に会う時は、どうか外で。
　……それはそうと、やっぱり高木さんは良い男だよなあ。こんな人が、どうして刑務所なんかに居るのやら。

・実は私は(増田英二)

　修学旅行を前に、委員長VSみかんの戦いが勃発！
　みかんの攻めは積極的な訳だけど、前々回のアレコレを読んだ後だと、ねえ？
　そして計らずして朝陽君の本心を知ってしまった委員長、、此処からの二人の表情が凄く良い！　委員長の切なそうな表情と行動、高を括っていたみかんの焦り顔、どっちも凄く可愛らしいんよ。
　はてさて、朝陽君を巡る女の戦いはどう転ぶのか！？　……若干一名、乗り遅れてる子が居るけど。(そして彼女が一番リードしてるってね)　

・名探偵マーニー(木々津克久)

　過去との決着を付けたマーニーが今回挑むのは、とある家族の不審事故。
　取り敢えず、マーニーとお母さんが仲良くしてる姿にホッとした。いやあ、予告の文が不吉だったからさ。
　覆水不返とは言うけれど、ソレを覆せるのも人間の複雑さ。何時かマーニー一家が、再び家族に戻れる事を祈る。

・思春鬼のふたり(反転邪朗)

　副部長、弱いなあ。(最初の言葉がソレかよ)
　そんな訳で、安士先輩の猛進撃。過去語りを終えるや否や赤川さんを殺し、部長を昏睡状態に。
　最後に狙うは白雪ちゃん、、未だに手負いの辻君、果たして勝てるのか！？
　余談だけど、部長の「○○ちゃん」呼びが非常に可愛くて良い。演劇に燃えてはいるけど、あくまでこの人は一線を越えていなかったんだなあ。

・ペーパーブレイバー(藤近小梅)

　あ、そんな設定が有ったのね。(途中参加なので以下略)
　そんな訳で、今回は左右兄妹の御話。天職という目標が消えるも、左葉お兄ちゃんは八兵衛の為に、右華ちゃんは勇人君の為に戦う事を新たに決意するのだった。(この時の右華ちゃんの顔が凄く格好可愛い)
　にしても、腹筋しながら悩み相談ってのが、何とも凄いね。